海賊とよばれた男

2016-11-09
2016『海賊とよばれた男』製作委員会
百田尚樹/講談社

岡田准一主演、国民的大ヒット映画『永遠の0』チームが再集結!
400万部突破の大ベストセラーを堂々の完全実写化!

主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を予感していた若き日の国岡鐡造は、北九州・門司で石油業に乗り出すが、その前には国内の販売業者、欧米の石油会社(石油メジャー)など、常に様々な壁が立ち塞がり、行く手を阻んだ。しかし、鐡造はどんなに絶望的な状況でも決して諦めず、それまでの常識を覆す奇想天外な発想と、型破りの行動力、何よりも自らの店員(=部下)を大切にするその愛情で、新たな道を切り拓いていった。その鐡造の姿は、敗戦後の日本において、さらなる逆風にさらされても変わることはなかった。そしてついに、敗戦の悲嘆にくれる日本人に大きな衝撃を与える“事件”が発生する。石油メジャーから敵視され、圧倒的な包囲網により全ての石油輸入ルートを封鎖された国岡鐡造が、唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を、秘密裏にイランに派遣するという“狂気”の行動に打って出たのだった。イランの石油を直接輸入することは、イランを牛耳るイギリスを完全に敵に回すということ。しかし、イギリスの圧力により貧困にあえぐイランの現状と自らを重ね合わせた鐡造は、店員の反対を押し切り、石油メジャーとの最大の戦いに臨む。果たして、日承丸は英国艦隊の目をかいくぐり、無事に日本に帰還することが出来るのか?そして、国岡鐡造はなぜ“海賊”と呼ばれたのか?
その答えが明らかになる。

明治・大正・昭和の激動の時代を舞台に、名もなき一青年から身を興し、やがて戦後の日本に大きな勇気と希望を与える大事業を成し遂げていく主人公・国岡鐡造の姿を描いた『海賊とよばれた男』。2013年に第10回本屋大賞を受賞、現在までに上下巻累計発行部数400万部を超える大ベストセラーとなっている今作が遂に実写映画化致します。
あの時代、誰よりも“日本人の誇り”を追求し、“海賊”とよばれ恐れられた国岡鐡造と、彼を支える仲間達、そして最愛の妻との絆が織りなす重厚な人間ドラマにご期待ください。

12月10日(土) 全国東宝系にて公開
公式サイト
配給:東宝

キャスト

岡田准一
吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、野間口徹、ピエール瀧、
綾瀬はるか、堤真一、近藤正臣、國村隼、小林薫

スタッフ

監督・脚本・VFX:山崎貴/原作:百田尚樹「海賊とよばれた男(上下)」(講談社文庫)/音楽:佐藤直紀

レビュー

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命懸けの男達

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:めいべいびー2016-12-26

年末公開に相応しい、骨太な作品でした。印象的だったのは主人公が「あなたは戦争に行ったことがないから」と言われるシーン。でも岡田准一さん演じる国岡は、戦地へは赴かなかったものの文字通り「命懸け」で仕事と向き合っていた……日本にはそういう時代があったのだと、観終わって強く感じました。

岡田くんがかっこよかったです!

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:RIKA71112016-12-13

様々な逆境にも負けず、最後まで自分の意思や目標を強く持ち続けた國岡鐵造の力強さが感じられた素晴らしい作品でした。もう1度見に行きます!

やはり大作!

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:クロマ2016-12-11

試写会にて鑑賞。永遠の0よりは感情の上げ下げは少なかったものの、全般を通して飽きもなく、映像もダイナミックで素晴らしい作品と言わざるえない。どの世代にも受け入れられる作品かと思います。もはやジャニーズを全く感じさせない岡田准一さんの晩年の演技も素晴らしいが、今回はジュン君こと吉岡秀隆さんの演技がバツグンに光っておりました!

熱い!

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:take2016-12-07

事業にかける熱い思いがひしひしと伝わる作品。現代の社会でも見習うべき点が、たくさんある!