レビュー
リアリティ
ストーリ展開にリアリティがあり…アッという間に物語の世界に引き込まれた
前作『相棒-劇場版III-』の公開から約3年、圧倒的な支持は不変ながら、ここにきて大きな転換期を迎えている水谷豊主演の超人気テレビシリーズ『相棒』。テ
レビシリーズ放送時期の劇場公開としては『-劇場版II-』以来となる本作『相棒-劇場版IV-』には、『season 14』から杉下右京の“相棒”となった冠城亘
(反町隆史)はもちろん、シリーズの新たなキーパーソンである社美彌子(仲間由紀恵)、甲斐峯秋(石坂浩二)、“元相棒”神戸尊(及川光博)、“元鑑識”
米沢守(六角精児)ら人気キャラクターが総集結している。
そんな『相棒』オールスターズの面々が立ち向かうのは、これまで特命係が関わってきた事件の中でも比類のない難敵となるミステリアスな国際犯罪組織。7年前に英国日本領事館で起こった集団毒殺事件と少女誘、日本国内に秘密裡に持ち込まれた化学物質、そして東京のど真ん中で行われる世界的なスポーツ大会の凱旋パレード。それらの点と点を、杉下右京が持ち前の推理と洞察力によって線で結んだ時、『相棒』史上最も衝撃的で悲痛なクライマックスがおとずれる。
水谷豊 反町隆史 仲間由紀恵 及川光博/石坂浩二 北村一輝 山口まゆ/鹿賀丈史
脚本/太田愛 音楽/池頼広 監督/橋本一
ストーリ展開にリアリティがあり…アッという間に物語の世界に引き込まれた