レビュー
観てよかった!
主人公オーウェンが、「自閉症の人は、人と関わりを持ちたがらないと思われているかもしれないけど、人と関わりを持ちたいんだ」と言ったスピーチが印象的でした。観てよかったです。観終わった後は清々しい気持でした。
ディズニー映画が起こした奇跡
自閉症の青年オーウェンを追ったドキュメンタリー。 自閉症を発病し、言葉を話さなくなったオーウェンが大好きなディズニー映画を通じて言葉を取り戻す過程が感動的だった。
サスカインド家の次男オーウェンは、2歳から言葉を失い、7才のころまで誰ともコミュニケーションを取れなくなってしまっていた。
失意に暮れながら過ごす父と母は、ある日、オーウェンが発する意味をなさないモゴモゴとした言葉が、彼が毎日擦り切れるほど観ていたディズニー・アニメーション『リトル・マーメイド』に登場するセリフであることに気づいた。意を決した父が、オーウェンが大好きなディズニー・キャラクターの“オウムのイアーゴ”になりきって語りかけると、まるで魔法のように、オーウェンが言葉を返した!数年ぶりの息子の言葉にこみ上げる涙をこらえながら、イアーゴとしての会話を続ける父。
こうして、父と母、そして兄による、ディズニー・アニメーションを通じた「オーウェンを取り戻す」ための作戦が始まった!
【INTRODUCTION】
文部科学省特別選定作品
2017年アカデミー賞(R)長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート作品
愛する息子オーウェンは2歳の時に突然、言葉を失ってしまった――。
それでも“信じる”ことを諦めなかった家族は、やがて大きな奇跡を起こす。
サンダンス映画祭で鳴り止まない大喝采を浴び、アカデミー賞(R)ノミネートも果たした愛と希望のハートフル・ドキュメンタリー。
自閉症により2歳で言葉を失い、孤独な世界に閉じ込められた少年オーウェン。本作は、彼が家族の愛情とサポートのもと、大好きなディズニー・アニメーションを通じて徐々に言葉を取り戻していった様子と、障害を抱えながらも底抜けに明るく、前向きに社会と向き合い、自立を勝ち取るまでの姿をユーモアたっぷりに、そして感動の涙とともに描く傑作ドキュメンタリーだ。
メガホンを取ったのは、アフリカ系アメリカ人監督として始めてオスカーを受賞した経歴を持つロジャー・ロス・ウィリアムズ。劇中には映画に感動したディズニー社から異例の使用許諾を受け、ディズニー・アニメーションの名作たちが数多く登場している。
オーウェン・サスカインド / ロン・サスカインド / コーネリア・サスカインド / ウォルト・サスカインド
監督:ロジャー・ロス・ウィリアムズ(アカデミー賞®短篇ドキュメンタリー賞受賞作『Music by Prudence』)
製作:ジュリー・ゴールドマン『アイ・ウェイウェイは謝らない』 / ロジャー・ロス・ウィリアムズ
原作:「ディズニー・セラピー 自閉症のわが子が教えてくれたこと」(ビジネス社・刊)
2016年 / アメリカ / 英語 / 91分 / カラー / DCP / 原題:Life, Animated / 日本語字幕:松浦美奈 /
後援・字幕監修:一般社団法人日本自閉症協会
主人公オーウェンが、「自閉症の人は、人と関わりを持ちたがらないと思われているかもしれないけど、人と関わりを持ちたいんだ」と言ったスピーチが印象的でした。観てよかったです。観終わった後は清々しい気持でした。
自閉症の青年オーウェンを追ったドキュメンタリー。 自閉症を発病し、言葉を話さなくなったオーウェンが大好きなディズニー映画を通じて言葉を取り戻す過程が感動的だった。