パティ・ケイク$

2018-03-22
2017 Twentieth Century Fox

その魂の歌声に観客総立ちの熱狂、興奮、喝采!
サンダンス映画祭で争奪戦となったディーバ誕生の物語!

主人公のパティは、掃き溜めのような地元ニュージャージーで、呑んだくれの元ロック歌手だった母と、車椅子の祖母と3人暮らし。23歳の彼女は、憧れのラップの神様O-Zのように名声を手に入れ、地元を出ることを夢みていた。金ナシ、職ナシ、その見た目からダンボ!と嘲笑されるパティにとって、ヒップホップ音楽は魂の叫びであり、観るものすべての感情を揺さぶる奇跡の秘密兵器だった。
パティはある日、フリースタイルラップ・バトルで因縁の相手を渾身のライムで打ち負かし、諦めかけていたスターになる夢に再び挑戦する勇気を手に入れる。そんな彼女のもとに、正式なオーディションに出場するチャンスが舞い込んでくる―。

【introduction】
あんたがスターだって知ってたよー。場末のバーから、荒んだストリートから、オリジナル楽曲で魂をノックアウトする、最高に“ドープ”な音楽映画の傑作、誕生!

監督と脚本は、全米監督協会賞(DGA)やナショナル・ボード・オブ・レビューにも初長編監督作にして見事ノミネートされたジェレミー・ジャスパー。劇中音楽もすべて彼のオリジナルで構成され、本作のためにラップを猛特訓した女優ダニエルが鳥肌モノのパンチラインをスパークさせている。ラップで成功を収めようとする青春物語の陰に見え隠れするのは、家族への愛憎や貧困や差別、そしてスターになる夢―その背景が複雑に絡み合い、主人公パティの魂の叫びをヒップホップ音楽と詩(リリック)にのせた圧巻のパフォーマンスは、あらゆる世代の感動を呼び覚まし怒涛のクライマックスのカタルシスを沸き起こす―。

【受賞・ノミネート歴】
カンヌ映画祭 新人監督賞 ノミネート
サンダンス映画祭 審査員大賞 ドラマ部門 ノミネート
アメリカ監督組合賞(DGA)第一回監督賞 ノミネート
ナショナル・ボード・オブ・レビュー インディペンデント映画 TOP10
パームスプリング国際映画祭 新人監督賞 受賞
インディペンデント・スピリット賞 最優秀初監督作品賞ノミネート
シアトル国際映画祭 青少年審査員賞最優秀長編賞 受賞
シアトル国際映画祭 ゴールデンスペースニードル賞 最優秀作品賞 ノミネート
シアトル国際映画祭 ゴールデンスペースニードル賞 最優秀女優賞 ノミネート
フィルムクラブズ・ザ・ロスト・ウィークエンド
ロスト・ウィークエンド・アワード ベスト・サウンドトラック賞 受賞
ロスト・ウィークエンド・アワード 最優秀助演女優賞 受賞
ハンブルグ映画祭 批評家賞 ノミネート
エルサレム映画祭 Lia Van Leer賞 ノミネート
バークシャー国際映画祭 観客賞 受賞
ナンタケット映画祭 脚本賞 受賞
Chlotrudis Awards ノミネート

4月27日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
公式サイト

キャスト

ダニエル・マクドナルド、ブリジット・エヴァレット、シッダルタ・ダナンジェイ、ママドゥ・アティエ、サー・ンガウジャ、MCライト、キャシー・モリアーティ

スタッフ

監督・脚本・オリジナル音楽:ジェレミー・ジャスパー
提供:フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
原題:PATTI CAKE$/2017年/アメリカ/109分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/PG12/字幕翻訳:田村紀子/
配給・宣伝:カルチャヴィル×GEM Partners

レビュー

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パティケイクス

評価: ★★★★★ (3点) 投稿者:milla2018-05-12

パティよりもお母さんの歌に感動してしまいました。自分が文化や言葉をもっと理解できていたら、ラップの魅力を100パーセント楽しめと思います。それでも楽しい映画でした! できればもっとラップバトルがみたかったです!