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こんにちは。夏ももう終わり、そろそろ秋の足音が聞こえてきそうですが、みなさまいかがお過ごしですか?
さて今回の想創人では、兵庫県篠山市にて工房「咲月荘」(さかつきそう)を構え作陶をなさっている陶芸家の加古 勝己(かこ かつみ)さんをご紹介させて頂きます。 |
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| 加古さんは京都の窯元の家に生まれました。加古さんが生まれた京都・東山・泉涌寺(せんにゅうじ)地区は窯元が集中する「やきもののまち」です。加古さんはそんな環境の中で育ちながら、意外なことに大きくなるまで陶器には深い関心は無かったそうです。 |
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「実家が窯元だったとはいえ、自宅と仕事場が離れていたので、子供の頃からやきもの作りに常に接していたというわけではないです。実際、高校生活後半に進路というものを考え始めた時に初めて陶芸の道を意識しました。私はもともと陶芸に限らず「ものづくり」が好きだったことと、泉涌寺というやきもののまちに生まれ育ったことなどから、ごく自然に美術系短大の陶芸の学科を選択してましたね。あまり悩みませんでした。」 |
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入学当初は、芸術性というよりも数をこなしていくいわゆる「陶磁器職人」を考えていた加古さんですが、在学中にご指導頂いた陶芸家の先生の影響で次第に「作家としての仕事」を意識するようになったそうです。
「やはり自分の作りたいもの作る、表現したいものを作る、という作家の仕事には大変魅力を感じました…」
以降、加古さんは「陶芸作家」をめざし、技術習得、研究の日々を重ねることになります。 |
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短大を卒業後、京都府の運営する訓練校にてろくろの研究を1年、京都府窯業試験場にてさらに1年のうわぐすりの研究を終えた後、実家の工房を間借りし加古さんは陶芸作家としての第一歩を踏み出しました。
その後、若干24歳で兵庫県西脇市に工房を構え完全に独立を果たした加古さん。 |
そしてさらに昨年、より良い制作環境を求め、篠山市の郊外に新しい工房「咲月荘」(さかつきそう)を構えられたそうです。
「新しい工房には自分で薪窯を造りました。完成まで2ヶ月を要したのですが、先日行った初窯でうまく焼くことができたので今はホットしてます…」とのこと。 |

加古さんの作品を見せていただきました。
今回お見せいただいたなかでは、粉引きを中心とした寒色系の艶やかな作品と、環文器と銘うたれた作品が目立ちました。 |
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中でも「氷肌粉引き…」(こおりはだこひき)と銘うたれた碗や土瓶、湯飲みの釉の表情は特別目を引きます。なめらかなうすいブルーのうわぐすりに細かい貫入が入り大変美しいものです。
また、「沫雪…」と銘うたれた碗や長皿のうわぐすりは朝日に輝く新雪のような上品な輝きを見せています。 |
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「薪窯は土本来の良さを直接表現しやすい…」そうおっしゃる加古さん。
新しい工房と新しい薪窯で、加古さんの“土の本来の美しさ”を見つける旅は始まったばかりです。 |
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取材協力:ギャラリー縄(しょう) |
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咲月荘(さかつきそう)
〒669-2534
兵庫県篠山市上筱見381
TEL・FAX : 079-558-1778
mobile phone : 090-3618-3655 |
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加古さんのご紹介はこちらをどうぞ。 >>加古勝己WEB
SITE 月の光 |
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