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連載 Back Number
かな子と税金とこれからと
2004年8月〜2005年3月
WORK STYLE INTERVIEW
欲張りな心に正直に、毎日を公私ともに充実させたい。
正社員で栄養事務→正社員で栄養士→アルバイトで飲食店接客→派遣スタッフで現職へ

【氏名】宮路一枝さん
【職業】食品検査補助スタッフ

No.050
今回で50回目を迎えるお仕事インタビューにご登場いただくのは、食品検査会社で検査補助スタッフを務める宮路一枝さん。よく通る声で明瞭に話す姿と、おだやかな笑顔が印象的です。 大学で学んだ知識を活かしたいと、強い希望で現職に就いた宮路さんはオンとオフの切り替えを大切に、一日を目一杯活用している女性です。そんな宮路さんに日々を充実させる秘訣を伺いました。

希望職種と恵まれた職場を得たよろこび

「現職はこれまでとは畑違いの分野。憧れはありましたが未経験だし、実際に今の業務に就けるとは思っていなかったですね」。食品検査会社で、検査補助スタッフを務める宮路一枝さんが現職をスタートさせたのは約1年半前。短期大学の生活科学科を卒業後、「どんな世の中になっても“食”に関わる仕事はあるはず」との想いから、これまでに栄養士や栄養事務などを経験。
やってみたいという気持ちはありながら、自分には無理だろうと尻込みしていた検査畑の仕事に就けたことに「本当に幸運」と笑顔を見せる。宮路さんの業務は主に調味料の製品検査。発売前のサンプルを用い、塩分などが基準値に達しているか、先輩方の補助という立場で検査・分析に携わっている。やりがいの多い業務内容の上に、宮路さんが「本当に幸運」と言う理由には、職場環境に恵まれたことにもあった。

おだやかな雰囲気の中で実務経験を重ねる

「私も含めて4名の少人数部署のせいか、先輩方が本当にきめ細やかにフォローしてくださるんですね。特に派遣された当初は、不慣れな業務内容に不安でいっぱいでしたから、どれだけ助けていただいたか…。今振り返っても感謝の気持ちでいっぱいです」。宮路さんが配属された検査室は、責任者である所長に先輩社員2名、宮路さんの少数精鋭体制。終業後に全員で度々お酒を呑みに行くほど、派遣スタッフと社員の間に隔たりがなく、職場はいつもおだやかな空気に満ちているのだとか。
「コミュニケーションが取りやすいのは、部署全体であまり残業がないということも大きいかも知れませんね。私だけではなく、所長も先輩方もほとんど定時に退社されるので、気軽に誘い合って夕食をご一緒することも。個人的に予定がある日も周囲に気を使わずに退社できるので、絶対にプライベートな時間が必要な私にとって最適な職場なんです」。
実はプライベートでの宮路さんは、関西小劇場の数々の舞台で活躍する役者さん。役者として舞台に立つほか、様々な劇団の裏方スタッフとして公演サポートをしているため私的な時間を確保しておきたい希望があった。

私的な時間を作るために試行錯誤した日々

「公演前はだいたい3ヶ月程は、一日3時間を芝居の稽古に費やすので、残業がなくて土日が休みじゃないとできないですし、体が持たないんですよ」。宮路さんが役者として活動をはじめたのは社会人になってから。もともと観劇が趣味で芝居が大好きだったことから、一念発起して役者としてスタート。当初は「役者をしながら会社勤めは無理」という思い込みから、アルバイトで飲食店などに勤めながら稽古に通っていたのだとか。

「正社員の経験もあるので、残業はできません、土日も必ず休みでという条件呈示ではとても定職には就けないと考えていました。ですから今のお仕事に就くことになった時、芝居をやめることになるかもって覚悟したんですよ。でも実際に現職がスタートしてからは「あれ?こんなに希望通りでいいの?」って、別の意味で拍子抜けでした(笑)。無理だと思っていた、会社勤めと芝居の両立ができているのは、派遣というワークスタイルと今の職場のおかげですね」。

周囲への感謝を明確に表現していきたい

続けていきたいことがある、でもそのためには仕事を選べない…。そう考えていた宮路さんが選択した派遣スタッフとしてのエントリー。正社員もアルバイトスタッフも経験して、理想的とも言えるワークスタイルに出会った宮路さんに、派遣の利点や価値を率直に伺いました。
「大学で食を学んで、ずっと食の分野で働いてきたので、食に関わる仕事を続けていきたいと望んでいました。でも私のスキルでどれくらいの選択肢があるのかわからなかったので、諦めが先に立っていたように思います。そんな諦めを払拭してくれて、選択の幅を広げてくれたのが派遣です」。 今は仕事もプライベートも思いきり充実していると言う宮路さん。でもまだまだこれから、やってみたいことがたくさんあるのだとか。
「芝居を続ける上では、ダンスをはじめて筋力をつけながらリズム感も養いたいですね。仕事ではパソコンを使いこなせるようになるのが当面の目標です。お世話になっている職場の先輩方のためにも、そして劇団のためにも、もっともっとお役に立てる自分でありたいですね」。
インタビュー掲載日:2008/8/4
text : Kuwabara Toyoko
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ある一日のタイムスケジュール


AM7:30
起床後、すぐに洗顔&着替え。身支度はすぐに終了。

AM7:50
昼食用のお弁当を作りながら、 おかずをつまんで簡単に朝食タイム。

AM8:15
自宅を出て勤務先へと向かう。
AM8:50
勤務先に到着。

AM9:00
白衣を羽織ってお仕事スタート。まずは到着した食品サンプルの確認&書類整理。

AM10:00
検査機器を使って食品サンプルの検査を実施。 集中していると瞬く間に昼食タイムに。

PM12:00
休憩室でお弁当を広げてランチタイム。先輩方とおしゃべりをしたりテレビを観たり、 ゆったり憩いのひと時を過ごす
PM1:00
検査室に戻って業務再開。 午前中に引き続き検査業務に集中。

PM3:00
検査料の請求書類を作成。

PM5:00
定時で退社。次回の出演作のために稽古場へ。筋力アップのため約1時間の道のりを徒歩で向かう。
PM6:00
稽古場に到着。軽く食事を摂ったり、稽古着に着替えたり準備タイム。

PM6:30
稽古がスタート。ほとんど休憩も取らず通しで稽古。

PM9:00
稽古終了。明日も仕事なのですぐに自宅へと向かう

PM9:30
帰宅。 手料理で夕食タイム。
PM10:30
入浴タイム。

PM11:00
読書とDVD鑑賞で癒しの自分タイム。

AM12:30
今日も全力投球でした。おやすみなさい。

一言メッセージ
何かをはじめたいと思った時、まず諦めの気持ちを捨てることが最初の一歩だと思います。どの道に進むのか最終的に決めるのは自分ですが、そこに至るまでの選択肢は広げた方がいいですよね。広げる手段として派遣はおすすめですよ。
From 宮路一枝
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