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ぼくが旅したホスピス

「精神科病院に従事する人は、ホスピスでの実習を必須にしたらいい」

以前そんなことを言っていた友人から、久しぶりに手紙と本が届いた。

IMG_5396a.jpgぼくが旅したホスピス  木星舎 隈崎行輝 著 1200円+税

本のタイトルをみて、はじめに述べた友人の言葉が脳裏によみがえってきた。

本を開いて読み始めたら、思考させられる箇所が多い事に気づかされ、マーカーを手に取った。

思わずハートが熱くなる「シアトル酋長の手紙」と「直野くんからの手紙」。

この本には、「人間に大切なものとは何か?」「幸せってなんだろう?」と思考させられるキーワードが沢山ふくまれていた。

そして…読み終わったあとに「ホスピスって精神科医療に通ずるものだ」と実感。
ホスピスの思想とは、「人間が人間を”あたたかく、もてなす”という、人間同士が支え合う」そんな思想だと。
精神科医療に大切な「人薬」ともよべるのがホスピスだと思った次第。

「精神科病院に従事する人は、ホスピスでの実習を必須にしたらいい」

そういうわけで、前述した友人の言葉に、改めて納得させられたのである。

ところで、みなさんは日本におけるホスピスがどのようなものであるかってご存じでしたか?

私は「末期癌の患者が安らかに過ごす施設」というイメージで、具体的には内容を知りませんでした。

日本のホスピスの現状は以下の通りらしい。

①日本のホスピスは医療・施設としてのホスピス(緩和ケア病棟)である

②「がん」や「エイズ」の患者のみに対象が限られている(WHOー世界保健機構の定義では「生命を脅かす疾患」が 対象とされ、先進各国でも、神経難病や認知症、重度障がい児などをホスピスの対象と考えている)

③在宅ホスピスの普及、在宅と緩和ケア病棟との連携が遅れている

④市民の「死をみつめて生きる」という意識形成も遅れている

この内容を知り、「生命を脅かす疾患」がホスピス対象であって欲しいとまず思った。 認知症の患者は高齢化に伴い、これからますます増えるはずだし、在宅と病棟の連携は必要不可欠だと思う。

隈崎さんが「ホスピスケアをすべてのひとに」と100万人の署名を集めているそうなので、 私もホスピス運動に微力ながら参加しようと思っている。

隈崎行輝さんホームページ→ http://kumasaki.jimdo.com/

虫たち

「そっちの生活はどう?」と聞かれて色々話す中で、「虫を手づかみできるようになってきた」と話すと、友人たちにキャーキャー言われることが多い。

そんな私も1年前までは、小さな虫を見て「キャー!怖い」と叫んでいたくちだ(-_-)

豊かな生命の過密地帯に来たおかげで、毎日色々な生き物を目にする。その筆頭が虫なのだから、もう慣れずにはいられない感じ。

私が虫が平気になってきたキッカケには、「慣れ」の他にこんなエピソードがある。

湿気の高い時期、家の中でヤスデを沢山目にするので、初めの頃は気持ち悪くて仕方なかったけれど、気になった対象物を徹底的に調べるクセのある私は、ヤスデについてネットサーフィンしている時に、ヤスデ愛好家のホームページに行き着いた。

「可愛い!なんて可愛いの!」と、10センチ以上ありそうな巨大なヤスデを手に巻いて、いかにヤスデがキュートなのか解説されている文面を読んでいるうちに、なんだか気持ち悪いイメージが、シュンとなくなってしまった。

そして…

ヤスデの正面顔の画像をみて「円らな瞳がキュートかも」と思ってから、なんとヤスデを触れるようになってしまったのだ。

それ以来、調べて毒がない虫は、少しずつ触れるようになっている。

もうひとつ。

人生で初めて見て震え上がったのは、オオゲジといわれる虫。動きの早さと見た目のグロさから、初対面では怖くて夜眠れなくなった。

翌日、オオゲジについて調べてみると、やっぱりいた!愛好家が。

ゲジはゴキブリを食べてくれる益虫なのに、見た目のグロさから害虫のように扱われていること、虫の駆除スプレーにゴキブリと一緒に描かれていることの不幸を嘆いていた。

それを読んでいたら、なんだか私もゲジが気の毒になってきた。

「みなさん、ゲジを殺さないで、そっと優しく屋外に出してあげてください」

以来、そんなお願いに従ってゲジを見かけても、窓をあけて出て行くまで気長にまつことにしている。いつかゲジも手のひらにのせる日が来るのだろうか?(ゲジはあまり攻撃的ではないけれど、少し毒があるらしい。刺されてもムカデみたいにはならないらしいが(^^;))

注)「虫の画像はのせないで欲しい」と言われた事があるので、ヤスデやオオゲジに興味を持たれた方は、検索して調べてみてくださいネ(^_^)

 

 

梅酒

IMG_5380.JPGタキさんが会社の方から手作りの梅酒をもらってきた。

じつは2回目で、1回目頂いた分は美味しくてすぐに飲んでしまったので、またもらえて大喜びしている。

今年は自分でも梅酒をつけたけれど、こんなふうに美味しくできあがればいいな

IMG_5369a.jpg(昨日と今日のお弁当)残業のある日は、ちょっとガッツリ系な内容にしようと唐揚げのお弁当にしてみた。

ラインスタンプ

パソコンに保存している写真データの整理をしていたら、ラインスタンプ用のイラストが混じっていた。

IMG_4053.JPG←秋草インコのスモモちゃんをモチーフに作ったものだ。

IMG_2957.JPG  ←こんなイラスト。上の写真ではわかりにくいけれど、うちのスモモちゃんは少し垂れ目だと思う。だから、私が描く秋草のイラストは、いつも垂れ目気味。

行動が鈍くさいスモモちゃんなので、他の秋草はどうなのだろう?と思っているのだけれど、秋草を飼っている友人がいないので答えがでていない。

 

クーちゃんの治療

オカメインコのクーちゃんですが、手術の傷もすっかり消えて、元気いっぱいでホッとしています。

しかし、かねてより心配していた過発情はおさまらず…。卵管をとったので、もう卵は産まないけれど、発情はしてしまう。

これまで、ケージ内のオモチャを取り除いたり、軽いストレスを与えて「卵を産めない」と思わせる環境作り→ケージの場所を変えてみたり。明るい時間を減らす。あまり声かけしない。などなど、獣医師のアドバイスに従って、試行錯誤してきたけれど、いよいよ少し踏み込んだ対策が必要になってきた。

嘴の質が悪いとのことで、過発情による内臓疾患の懸念もあり、レントゲンと血液検査をしたところ、肝臓の値がよろしくない。

肝機能低下用のバードペレットに食事をチェンジし、しばらく薬物療法することになった。

クーちゃんは私をパートナーだと認識しているので、いつも側にいたがる。懐いているのは嬉しいけれど、それが健康を害してしまうなら哀しい。

しばらく、健康を保てる距離を模索していきたい。

IMG_2121.JPGIMG_2123.JPG

赤ジソ投入!

先日仕込んだ梅干しに梅酢がたくさんあがってきたので、今日は赤ジソを追加投入してみた→IMG_5347.JPG

今回塩分17%で漬けてみたが、味見してみると梅酢はとってもまろやかなお味で

期待感、大  梅酢に粗挽きコショーと亜麻仁油を加えたドレッシングが好きなので、この梅酢を使ってドレッシング作りをしたい。

IMG_5348.JPG今年1番に仕込んだ梅シロップが出来上がり、早速のみはじめたけれど、爽やかなのみ心地でメチャクチャ美味かった!

タキさんも喜んだので、今日は空いた瓶にまた新たに梅シロップを作っておいた(^_^)v

来年からは、もう2瓶ほど多めにシロップ作りをした方がいいかも

お菓子作り

ダイエットの邪魔になるのはわかっちゃいるけれど、口寂しくなると ついついパウンドケーキを焼いてしまう。

チョコバナナのパウンドケーキ→IMG_5287a.JPG

バターのかわりにオリーブオイルを使っているので、比較的あっさりしたお味。

梅雨があけて夏らしい気候になったら、アイスキャンデーも作ってみたい。

昨年は果物を使ったアイスキャンディにハマっていた。→IMG_3708.JPG

半分凍ったスムージーなんかもメチャクチャ美味しいなかでもスイカが一番大好き!今年も沢山スイカでシャーベット・スムージーを作ろうと思う

梅仕事(その2)

二日がかりでようやく梅を選別し終え、梅干し用の梅を測るとなんと7.6キロ分!!

半日がかりで梅干しを仕込んだ。本当はカメで作ろうと思っていたけれど、あまりの量にポリ樽で仕込むことにした。

IMG_5331.JPG

スプレーでホワイトリカーを吹くなんて手間なので、ボールにリカーを入れてくぐらせて、塩をまぶして詰めるやり方にした。まるでフライを作っている気分だ。

IMG_5332.JPG←一体何粒あるんだろ(^^;) 

梅干しに使えないような傷梅は、完熟梅ジャムにしてみた。

IMG_5333.JPG←ヘタを竹串でとったあと、

傷んだところを取り除き、50度のお湯を3回くぐらせ灰汁取り。皮と種をよけてピューレ状に。→IMG_5334.JPG桃のような良い香り

せっかくのオレンジを茶色くしちゃうのもなんなので、今回はグラニュー糖を使って煮込んだ。出来上がった完熟梅ジャム→IMG_5339.JPG

今年はイチゴジャムを作らなかったので、これから作ろうかとも思っていたけれど…こんなに梅ジャムができたからもういいや。

全部作業が終わって大満足だけれど、もう当分梅の仕込みはしたくない心境だ(笑)

IMG_5338.JPG今週のお弁当。

梅仕事(その1)

「今年は梅干しを作ろうと思っている」と話したら、集落の農家さんが「梅の木があるから採りに来る?」と誘ってくれた。

タキさんと一緒にミカン狩りにでもいく気分でビニール袋をもって行くと…梅の木の下にブルーシートを敷いて、梅の木をユッサユッサとゆすって 落ちてきた梅を山ほど採るといった本格的なものだった。

ワイルドな作業に感激しながら、1時間ほどで米袋2袋分の梅が採れた。 この中から少しお裾分けしてもらうのだと思っていたら、「全部持ってけ」と。

こんなに沢山!!→IMG_5324.JPG

家に帰ってから、腐ったり傷つきが激しいものをより分ける作業をしたけれど、半分も終わらず翌日に持ち越すことに!!

翌日、朝からずっと梅を選別していた。 「う~ん、考えていた梅干し作りと違うなぁ。まるで業者みたい(笑)」

あまりの量に途中で気が遠くなり、とりあえず教えてもらった梅の醤油漬けと青梅ジャムをちょこっと作る事に。

青梅ジャムはキビ砂糖で作ったら、真っ黒な出来ばえになっちゃった(^^;)

 IMG_5328.JPG←左がジャムで右が醤油漬け

柿の葉茶作り(その2)

今日は午前中、陰干ししていた柿の葉を切って蒸す行程をした。

IMG_5314.JPG7枚ほど重ねた葉をクルクルと巻いて、2~3ミリに包丁で切っていく。

IMG_5315.JPGざる山盛り一杯できた。(写真は作業の途中のものです)

IMG_5317.JPGあらかじめ温めておいた蒸し器に、ガーゼ布をしいてその上に3センチくらいで刻んだ柿の葉をのせて、1分30秒。そのあと、蒸し器からあげて、30秒うちわであおぎ、再び1分30秒蒸す

包丁で葉を切っていた時は青臭くて、「こんなもん飲めるンかしら?」と思ったけれど…

あ~ら!不思議!!蒸したらメチャクチャ良い香りになった。柿の葉寿司に巻かれている柿の葉のような香り期待感、大!

こんな感じに仕上がった→IMG_5316.JPG

できあがったものを、数日陰干しして完全に乾燥させる。その間に次の柿の葉茶を作るために、柿の葉をまた採取してみた。IMG_5318.JPG 

ちなみに…柿の葉採取から洗って拭いて陰干しするまでの行程時間は1時間半。陰干しした葉を切って蒸して再び陰干しにするまでの行程時間が1時間半ほどかかった。

蒸す行程が、1分30秒2回厳守、扇ぐの30秒とタイムトライアルみたいな作業なので、途中来客が入って大変だった 来客のない時間帯にする方がよさそうだ。