ホッとした(>_<)

「スモモの鼻が膨らんでいるから、明後日病院につれて行こう!」

IMG_5566.JPGタキさんが深刻な表情で言ってきたので、私もとても不安になってしまった。

スモモちゃんは2013年の7月に同じように鼻が腫れてきて、検査したらウイルスやカビが「そのう液」から出たので 半年ほど薬物投与して、鼻の中の膿を病理検査に出した事がある。その時は鼻の穴が7ミリ×7ミリまで膨らんできた。腫瘍はなく、検査にだした細胞も良性だった。 その後、病理検査の時に少しだけ切ったところの瘡蓋を剥がすときに、一緒にごっぽりと塊がとれて、その後はカビやウイルスの増殖もなくなり完治という診断になったのだけれど…。

また、あの時の膿?が再発したのだろうか?蓄膿症なのだろうか?そんなコトを考えながら、先日クーちゃんの手術をしてもらった ペットクリニックに行ってきた。

診察室で2013年の経過を丁寧に説明した後、私が神妙な面持ちで「先生、蓄膿症でしょうか?」と言うと…

先生は爽やか笑顔で「ハナクソです」 と。

私はアホ面で固まってしまった。唖然とする私を前に、「ハナクソとりますね」とピンセットで鼻の穴から糞を引っぱり出してくれた。

「鳥は鼻でしか息ができないから、苦しかったね~。これで気持ちよくなるね」と先生。オカメインコやセキセイなど、時々ハナクソが溜まってしまう子がいて 人間で例えるとリンゴ大のハナクソが出る鳥もいるらしい!!

糞を引きずりだしたので、鼻の粘膜が傷ついている可能性もあるため、傷の治療のための薬をしばらく飲んで治療は終わりだそうな。膿や腫瘍でなくて、本当に良かった。鳥に詳しくない獣医師だったら、レントゲンや切開、不必要な薬物投与があったかもしれない。 遠くても専門医に診てもらうことは、とても大切だと思った。

「記念にハナクソ、持って帰りますか?」

ハナクソ、ハナクソと騒ぐ私に、キレのよい笑顔できいてくれた先生。

「是非!」

IMG_5573.JPG←こんな大きなブツが詰まっていたなんて!ビックリです。鳥飼いの友人・知人に愛鳥の鼻の穴が膨らんだら、ハナクソが溜まっている可能性があることを伝えておきたい。