カテゴリー別アーカイブ: 精神医療

「こころの科学」210号と糸川先生の新刊のお知らせ

お知らせ

エッセイを書かせていただいた、「こころの科学」210号 特別企画「統合失調症の暮らしに寄り添う」が本日刊行されました。

掲載の私の文章は日本評論社のウェブサイトでもご覧になれます。(無料の会員登録が必要です)

そして…、右側のステキな装丁の書籍は、糸川昌成先生の新刊です!

「脳と心の考古学」~統合失調症とは何だろうか~ (日本評論社)

どちらも読みごたえのある書籍なので、時間を作ってじっくり読もうと思っています。感想はまた改めまして

 

 

 

 

 

 

 

 

イベントのお知らせ(中止になりました)

イベント告知

「統合失調症のひろば」でご執筆を頂いている精神科医の胡桃澤伸先生は、なんと劇作家という顔ももっていて、令和元年度の第74回 文化庁芸術祭賞では、「忠臣蔵・破 エートス/死」の脚本で演劇部門・新人賞を受賞されています。

その胡桃沢先生が書かれた、精神病院を舞台にした演劇「精神病院つばき荘」が、私の周囲ではとても話題になっていて、観劇してきた友人知人から泣けた、考えさせられた、心に突き刺さったというような感想が続々と届き、私も是非観てみたいと思っていたのですが、いよいよ今年の5月に岡山での公演が決定しました

今回はその5月岡山公演の前イベントのお知らせです。

(2月23日追記いたします)このイベントは新型コロナの影響で中止となりました。感染拡大も心配な時期ですので、みなさまご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。

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演劇「精神病院つばき荘」について語り合うトークショー

とき 2月29日(土)14:00~16:00(トークショー90分 質疑応答30分)

ところ 岡山国際交流センター地下1F(岡山市北区奉還町2丁目2番1号 電話086-256-2905)

参加費 無料

主催:「精神病院つばき荘」を観る会

連絡先:070-2366-8877(事務局)

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内容は、くるみざわ先生と「つばき荘」を観る会実行委員長の山本昌知先生のトークショーです。

座席数に限りがあるため参加ご希望の方は、その旨事務局(070-2366-8877)まで連絡が欲しいそうですので宜しくお願いします。

ちなみに、お二人のインタビューなどが掲載されたページを以下ご紹介します。

山本昌知先生インタビュー→映画「精神」

(映画「精神」の舞台になった[こらーる岡山]は山本先生の診療所です)

くるみざわしん先生のインタビュー→コチラ

※「精神病院つばき荘」岡山公演のお知らせは、また改めてさせていただきます。

こころの科学210号

こころの科学

「こころの科学」210号(2020年2月刊行)の特別企画は「統合失調症の暮らしに寄り添う」で、2015年3月号以来5年ぶりの統合失調症特集なのだそうな。

『母と歩んだ40年』~娘からみたトーシツライフ~ というタイトルで、珍しく文章のエッセイを書かせていただいた。

botu

上記はボツにした挿絵。せっかく描いたのでちゅまログに掲載

幻聴に従い近隣のお宅に飛び込んでしまった母が、(泣いたら煩いという理由で)私が寝ている間に父たちの手で実家に帰らされてしまった。

目が覚めて母が居なくなっていたことに激怒して、ハンストを始めた4歳頃の私である まったく言うことを聞かないので、手に負えないと判断した父は、その後、私を母の実家に送ることにした。

成人した今より幼少の頃の方がガッツがあったよなぁ…となんとなく思ったりする

 

 

 

 

ひょうかれん創立50周年記念大会

昨日はひょうかれんの創立50周年記念大会に参加してきました。

元町

会場は神戸の元町駅周辺だったのですが、学生時代ちょくちょく元町商店街に遊びに行っていた私は、若いころを懐かしく思い出しながら会場まで歩きました。

この日は大会第2部のトークライブで、夏苅先生と糸川先生となんと5年振りの再会 めちゃくちゃ嬉しくて、あっという間に時間が過ぎてしまった感じでした。

トークライブの最後にあった質疑応答で、ご自身のご家族の経験から「精神科病院での隔離・(身体)拘束」の問題について、みなさんにも(関心をもって)考えて欲しいというご意見があり、ちょうど私は手元にそれに関する資料をもっていて、ブログで入手先(アップロード先)を紹介するお約束をしたので以下に書かせていただきます。

氏家さんjpg

「迷走する精神医療 進む精神科病院の二極化」(2008年刊行)の著者 氏家憲章さんの「日本の精神科医療 現状と問題点と展望 予想される‘3つのケース‘」という資料。8、9ページが隔離室・身体拘束に関してかかれています。

こちらを→クリック

 精神科病院というと、認知症でもお世話になる診療科なので関係ないと思わないで、多くの皆様にちょっと目を通してもらえると嬉しいなぁと思っています

 

 

 

 

 

「統合失調症のひろば」2019年秋号発売

ひろば19秋

「統合失調症のひろば」2019年秋号が9月30日発売になりました。

今号の特集は「女性の恋愛、結婚、セックス」です。

目次は日本評論社のサイトにて→「統合失調症のひろば」2019年秋号

読み応えのある内容なので、1つの記事をマーカー片手にじっくり読むのが好きなのですが…最初に目がついて読んだ19ページからの「なぜなぜ坊やは止まらない」という野中芙美さん(精神保健福祉士)の原稿は心に響く物がありました。

原稿の結びの一節にあった文章。(21~22ページ)

「振り返ると、私がなぜなぜ坊やと化すのは、相手が一つの考えやものごとを「当たり前」のこととして提示してきた時が多いように思う。「当たり前」という抽象的な前提のもとに、一つの考え方やものごとがまるで正解かのようになってしまうことに対して、その前提自体に疑問を投げかけたくなってしまうのだ。…中略…「今、当たり前とされていることは本当に正しいことなのか」「その正しさの根拠はどこからくるのか」と周囲にも自分自身にも、疑問をもつ『なぜなぜ坊や』でありつづけたい。」

私も野中さんのように自分の中の「なぜなぜ坊や」を常に発動させていたいと思いました。

他の原稿も読むのがとても楽しみです

 

30年ぶりの再会!

夏苅郁子先生から、講演会のご案内をいただいた。
チラシを見て「わ~!」と思ったので、当方ブログでもご紹介します。
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つながりの幸福論 スピリチュアルハピネス 
何が人を幸せにするのか
ホリスティック医学シンポジウムin関西2019
2019年10月6日
開場9:50 開演10:20 閉会17:00
場所:サーティホール(大阪府大東市)
参加費用 4500円
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詳細のチラシは→ここをクリック
講師のおひとりにホスピスケアの柏木哲夫先生のお名前があって、私はとても驚いた!夏苅郁子先生の著書でご登場されている柏木先生じゃないですか!!
夏苅著書柏木先生
なんでもお二人は30年ぶりの再会になるのだとか。
きっと昔ばなしにも花が咲くのだろうと想像して思わず私までワクワクさせられました
ところで…スピリチュアルっていうと、アセンションとか占い的なことを最初に想像してしまうのですが…
スピリチュアリティは大きく4つの分野に分けられるらしい。
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①医療や看護の分野
②トランスパーソナル心理学の分野
③宗教社会学の分野
④ブームとしてのスピリチュアル
(現代のスピリチュアル志向にわれわれはどう応えるか 鈴木晋怜 86~88ページ内より引用)
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私が最初にイメージしたのは、③と④のスピリチュアルだったわけですが、ご紹介したシンポジウムは、①②の内容なのだなぁと引用先の文章を読み想像しました。
とても興味深い内容でしたので、関心のある方は上記引用先のコチラの文章もご覧ください→ココをクリック

韓国版「人は、人を浴びて人になる」

2017年8月に刊行された、夏苅郁子先生のご著書。

「人は、人を浴びて 人になる」~心の病にかかった 精神科医の 人生をつないでくれた 12の出会い~ ライフサイエンス出版 

この本の韓国版の書籍が出版されました

夏苅1

韓国版の本の装丁も素敵ですね

カバーをとったら…

夏苅2

同じ景色(イラスト)なのに、違う印象になってる

このカバーの細工に込められた想いなど、制作の方に聞いてみたい気持ちになりました

 

夏苅3

中にはイラストも入っていました

本の装丁が可愛くて、是非みなさんにも見ていただきたくなりアップしました

 

 

 

統合失調症のひろば(2019年春号)

「統合失調症のひろば」(2019年春号)が3月29日刊行予定です。

 

「ひろば」は11号(2018年春号)から表紙をリニューアルしていて、色彩豊かで力強い動物のイラストが目印

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新刊の表紙はなんとも迫力のある虎さんで、特集テーマは「お金の話」

生活とは切ってもきれない大切な話題なので、どんな内容がラインナップされているのかと楽しみにしているところです。

ちなみに、私は「晴天の霹靂(へきれき)」というタイトルで、「相続放棄」に関する体験談を書かせてもらいました。

 

第6回 全国版 子どもの集い・交流会

子ども

24日は日本福祉大学東海キャンパスにて開催された「第6回 全国版 子どもの集い・交流会」に参加しました。

ヤングケアラー

午前は「英国における ヤングケアラーへの取り組み」と題して、立正大学社会福祉学部 森田久美子先生のお話でした。

ケアラー1

ケアラー2

ヤングケアラーとは、「家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている、18歳未満の子ども」のことで、イギリスでは「最後に発見された介護者」と呼ばれているそうです。

精神障害者の「家族」でもこれまで「親」と「きょうだい」にフォーカスされがちで、「子ども」の存在はここ10年でようやく認知され始めたことと、イギリスでの「最後に発見された介護者」という表現が重なって、どこの国でも「子ども」は見落とされていたのだなぁということを考えながらお話を聞きました。

イギリスではヤングケアラーの発見から、30年ほどかけて法律や支援の仕方などを改善してきているらしく、日本ではまだ「ヤングケアラーの認知」が社会全体に浸透していないので、そこから始めていかないといけないということを確認させられました。

ヤングケアラープロジェクト

ヤングケアラー支援のページ

講演では、イギリスで年に1回実施されている、ヤングケアラーフェスティバルの動画を見ることができたのですが、そのフェスティバルでは、ヤングケアラーの子どもたちが1800人ほど終結して、交流や色々な体験(ゲームや音楽、芸術、色々な楽しい遊び)、情報や相談の提供など、充実したひと時を過ごしている様子が映しだされていました。1年ぶりにフェスで再会した子どもたちがハグしている姿は、今日私自身が再会を果たし、喜びに満ちている気持ちを代弁している映像に思えて、思わず嬉しくなりました。

昼食をはさんで、午後からは軽くゲームをした後、5、6人の小グループに分かれての交流会でした。

数十年ぶりにフルーツバスケットなる椅子取りゲームをしましたが、童心に帰ることができてとても楽しかったですはじめて会った人とちょっと距離が近くなれる。隣の人と言葉を交わしながら身体も動かすゲームは心をほぐす作用が高いと知りました

お互いのことを語り合う交流会は、家族会で私がもっとも楽しみにしていることです。相手の体験に触れることで、自分自身を顧みたり、人生においての困難を乗り越えるための学びやアイデアを得る大きな機会この日も多くの学びと考えさせられる内容があり、会が終わってからずっと自問自答し続けています。お話がきけてとてもよかったです。交流させていただいたみなさん、ありがとうございました。

チームが違って、少ししかお話できなかった方もいたのが残念でしたが、またの再会を楽しみにしています

余談ですが…

フエルト

土田先生が可愛いフエルトのオカメインコをくださった鳥のグッズが大好きなのでとても嬉しいですありがとうございます早速飾りました

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わが家

話は変わって…じつは本日、なんと「わが家の母はビョーキです」が刊行して10周年なのです 初版が2008年11月25日

この作品は私の心の領域でしんどかった部分を軽くしてくれた大切なものなので、とても感慨深いです。この本を描く時に支えてくださった親友と友人、家族、支援者の方や家族会の友人たち、担当編集者の綿谷さんに改めて感謝申し上げます。そして、本を手に取ってくださった皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

ワセダクロニクル

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2018年秋号の「統合失調症のひろば」に薬と探査とジャーナリズム/花田達郎 という記事が掲載されているのですが、

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医療記事は信用できるか

「新聞やテレビは間違ったことを載せないし、放送しない」と、いまだに多くの人々が思っているようです。しかし、その信用には根拠がありませんし、裏切られていると私は思います。そういう「マスコミ」とは別のことをやろうと、そこを退社して、新しいニュース組織を立ち上げたジャーナリストたちがいます。           (62ページ冒頭より引用)

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冒頭からとても興味をそそられる内容でした。

この新しいニュース組織「ワセダクロニクル」のサイトにも、シリーズ「製薬マネーと医師」「買われた記事」「強制不妊」など、読みごたえのある特集記事が掲載されていますのでご紹介します。→ワセダクロニクル