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Vol.026 [2008.08.29]
日曜日に働いてはいけない町『パラマス』の法律とは? |
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先日、日本でも人気の北欧家具店IKEAに足を運んだ。なのにお休み!がーん。お店にとっちゃ稼ぎ時の日曜日になぜ?はるばる車で一時間もかけてやってきたというのに(キ〜!地団駄!ちなみに、私の友人の日本人夫妻も知らずに日曜日にこのIKEAに行き、地団駄を踏んだそうです)。実は、後から知ったのですが、IKEAが日曜は休日だという背景には面白い理由があったのです。
このIKEAはニュージャージー州のパラマス(Paramus)という町にある店舗です。マンハッタンに近いこの郊外の都市は、企業や大型ショッピングセンターが立ち並ぶ中都市。しかし、なんとこの町には日曜日に店を開けてはいけないという法律があるらしいのです。ショッピングセンターをはじめ、本屋、家具屋、スーパーまでもがお休みです。思い起こせば、町は閑散として渋滞もなく、なんとスムーズにパラマスまで来れたことか。この法律、つまり、日曜日には働いてはいけないという決まりは、ブルーロー(Blue Law)とアメリカでは呼ばれ、州や町ごとにその基準はまちまちだそうです。
もともとBlue Lawはピューリタン(清教徒)の厳格なモラルに基づいて作られた法律です。日曜日は安息日。礼拝に心をささげ、仕事も商売もすべてお休みしないといけない日なのです。もとになるBlue Lawの本に記載されている項目は膨大な数に及び、日曜日の買い物以外にも、日曜日の喫煙、トランプ、ギャンブル、飲酒などが禁止事項に挙げられています。現在でも日曜日の制約は色々なところで見られます。例えば、ウィスコンシン州では日曜日に車の販売が禁止されていたり、ニュージャージー州ではなべやフライパンなどの調理機器を売ることが禁止とされていたりする。そういえば、日本の食材をあつかうショッピングセンターへ日曜日に行ったとき、炊飯器を売ってくれなかったことが。。。これもブルーローだったのですね。
| インディアナの小さな田舎町、ウィノナレイクには次のような面白い法律があります。 公共の場での罵声、唾吐きの禁止。 日曜日にボートに乗ること、泳ぐことの禁止(何ゆえ?)。 異性とのダンスの禁止(いったいどんなダンス??)。 もちろん異性とダンスをしたからといって逮捕されるなんてことはないですが、こんな時代錯誤な法律が今でも明記されているのはおもしろい。 |
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私の住むニューヨークにはここまで厳しい法律はないのですが(異性とのダンスもOKです 笑)、唯一、日曜日にはワインやアルコールの購入・販売はできないという法律があります。スーパーにワインを置いてはいけないという決まりもあるんです。お酒に関しては厳しい国ですね。
それにしても、アメリカは宗教の自由があるはずなのに、人々の生活は意外にも宗教的なモラルや慣習に縛られているようです。モラルの低下が指摘されている現代の日本も、Blue Law を少しはまねてみるのもいいかもしれませんね。 |
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