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International Cafe インターナショナルカフェ

[06.09.19]
今回は、前回Part2【旅に出よう】でご紹介したイギリス宿事情からの続きで、B&Bで食べられる朝食についてのお話です。
おなかも心も満たされる朝食とは、一体どんなものなのでしょうか?
Minamiのイギリス滞在記 Part3 イギリスで朝食を・・・
朝食って大事…分かってはいるけれど、ギリギリまで寝ていたいし…。
つい朝食を抜いたり、適当に済ませてしまいますよね。
私も、毎日の朝食は、わりと簡単に済ませてしまいますが、旅先では、より行動的に旅を楽しめるよう、パワー補充のためにも、朝からしっかり食事を摂るようにしています。
中でも、イギリスで食べる朝食は格別!ボリュームたっぷりの朝食は、おなかも心も満たされて、旅の楽しみは食にあり…と、朝からそんな気持ちにさせてくれるのです。
イギリスの劇作家、ウィリアム・サマセット・モームが残した、とっても有名な言葉、「イギリスで美味いものが食べたかったら、朝食を3回摂れば良い」。そんなイギリス名物のEnglish Breakfast(イングリッシュ・ブレックファスト)とは、一体どんなものでしょう?
今日も、美味しいイギリスをお届けします。
伝統的なイギリス式朝食
まずは、オレンジジュースやグレープフルーツジュースなど、フレッシュジュースで渇いた喉を潤します。その次に運ばれてくるのが、コーンフレークなどのシリアル。これに牛乳をかけていただきます。
そして、カリカリに焼かれた薄〜い食パンのトースト、コーヒーか紅茶が運ばれたかと思うと、大きなお皿に、イギリスの伝統的な食べものが、これでもか!と言わんばかりに、てんこ盛りでやってきます。
代表的なものとして…
・たまご料理
目玉焼きやスクランブルエッグ、ポーチドエッグなど。調理方法は、自分の好みを伝えます。

・ソーセージ
日本やドイツで食べられる、皮がパリッとしたものではなく、柔らかいフニャっとしたイギリス風のソーセージです。ナイフやフォークを刺したときの感触や食べたときの食感は、ちょっぴりモチッとしています。

・ベーコン
カリカリに焼かれたベーコンです。フォークが刺さらない!ナイフで切れない!なんていうのもご愛嬌。

・ベイクドビーンズ
典型的なイギリス料理のひとつ、甘いようなしょっぱいような…トマト味の煮豆。なんとも寝ぼけた、表現が難しい味です…。
イギリス人は喜んで食べるのですが、私は、ベイクドビーンズは、おそらくイギリス人以外の口に合わないような気がします。

・焼きマッシュルーム
焼いた(炒めた)マッシュルームです。味付けはとくになし。

・焼きトマト
焼いただけのトマトで、これも、とくに味付けされていません。
また、スコットランドへ行くと、これらと内容はほとんど同じですがスコティッシュ・ブレックファストと呼ばれ、ブラックプディングやハギスが付くこともあります。
ブラックプディングとは、プディングなんて甘いお菓子を連想させる名前がついていますが、豚の血とオートミールなど穀物で作られた真っ黒いソーセージのこと。
また、ハギスとは、羊の内臓とオートミールを混ぜて羊の胃袋に詰めて煮たお料理。血だの内臓だのと、とんでもない食べ物を連想させますが、思ったほどマズイ食べものではありませんよ。

これらは、テーブルに用意された塩・こしょう、ケチャップやマスタードやブラウンソース、ヴィネガーなどなど、各自で味付けしていただきます。
そして、一緒に食べる薄〜いトースト。薄くスライスされた食パンは、イギリス人好み。スーパーで売られている食パンに、日本で見かけるような分厚いものは見た事がありません。トーストすると、まるでおせんべいのようにカリカリになってしまいますが、これが、半熟のたまごやドロッとしたベイクドビーンズをすくって食べるのにちょうど良く、また、一人あたりたっぷり2〜3枚分はつくので、バターやジャムをたっぷり塗って食べたり…と、何通りかの食べ方が出来るのも楽しいところなのです。

もちろん、自分の好みを伝える事だって、イングリッシュ・ブレックファストには可能。
「たまごは半熟目玉焼きで。ひっくり返さないで蒸し焼きにしてね」
「今日は、フワフワのスクランブルエッグにしてちょうだい」
「ソーセージは1本でいいから、ベーコンを多めにしてね」
「ベイクドビーンズはいらないわ」
「ブラックプディング、口に合わないの。普通のソーセージに替えて」
と、こんな風に、自分好みに朝食をアレンジしてもらえるんです。
食堂で耳を済ませていると、隣のイギリス紳士の口から、たまごやソーセージ、はたまたトーストの焼き加減まで、細かい希望が伝えられていたりして…。
スラスラオーダーする姿は、堂に入ってなかなかカッコいい。私は、同じ宿に2泊以上するときは、初日は特別なリクエストせずいただきますが、2日目から自分の好みを伝えるようにしています。そして3日目には、宿のご主人か奥様が、「今日はどうする?」とニッコリ。
私も少しは、イギリス貴婦人らしく振舞えているかしら?
朝じゃないのに…?
イングリッシュ・ブレックファストは、B&Bと呼ばれる小規模の宿、そしてホテルでも食べる事が出来ますが、街のいたるところにあるパブやカフェ、ティールームでも食べられます。
その中には、「All−Day Breakfast」という看板が掲げられている店も多く、つまり、このお店では一日中イギリス式の朝食が食べられるということ。
一日中、朝食メニュー?朝じゃないのに、朝食メニュー?
と、なんだか不思議な気持ちになりますね。でも、イギリス人にとっては、大切な伝統、食文化のひとつなのでしょう。
また、さすがイギリス!と感動したのは、空の上でも同じ事。
イギリスで国内移動の際に搭乗した飛行機では、午前中の便に乗ったところ、出された機内食はイングリッシュ・ブレックファスト。また、国際線に乗ったときも、朝食として出された食事は、イングリッシュ・ブレックファスト!
機内食のアルミの蓋を開けた瞬間、ついニヤリとしてしまった私なのでした。
でも、これだけ朝食に重きを置くイギリス人とて、毎朝こんな朝食を食べているわけではありません。普段は、パンやコーンフレークなどのシリアルに、コーヒーや紅茶などの飲み物、果物などを食べている方がほとんどです。
時々食べたくなる、恋しくなる、お袋の味、といったところでしょうか。
イギリスと日本の共通点!?
不思議な事に、同じヨーロッパでも、大陸(コンチネンタル)の人々の朝食は、パンとコーヒーだけ、とか、とっても簡素。ホテルなどで「コンチネンタル・スタイル」と記載された、簡素な朝食メニューを見かけたことがある方もいらっしゃると思います。
湯気がたっているのは、温かいコーヒーくらい…。
あ〜あ、なんだか物足りないなぁ…。
ほかほかの、ご飯に味噌汁、焼き魚…湯気がたった朝食に慣れている私には、それがなんとも味気ない朝食に感じられて、ちょっとガッカリ…なんてこともあります。
イタリアやフランスやスペインなど、美食の国と呼ばれる国の人々が、なぜか朝食には手を抜いているなんて、とっても不思議。
一方、美食の国ではない、と揶揄されるイギリスなのに、朝食にはとっても貪欲。
けれど、私としては、ほかほか湯気のたった食事が食べられるのは、とっても嬉しくて、なんだかイギリスとの共通点を感じます。
また、一般的に私たちが「洋風」と思っている、パンとハムエッグなどの朝食は、実はイギリス式!?
とっても遠い異国だと思っているイギリスが、ちょっぴり身近に思えてきませんか?


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Minami
17〜18歳をイギリス南東部で過ごしました。

渡英当初は、異文化に戸惑い、英会話もままならず、海外生活の厳しさを実感するも、常に「郷に入れば郷に従え」を念頭に、持ち前の負けん気で、帰国する頃には「イギリス人よりもイギリス人らしい」と言われるまでになってしまいました。

帰国後、日本の大学へ進学、日本の民間企業へ就職、現在、神奈川県在住の主婦。イギリスとも英語とも無関係の方面へ進みましたが、今でも、第二の故郷として、イギリスを深く愛しています。

■海の見える家、葉山での素敵な生活を綴ったブログ
http://ameblo.jp/southwind/

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