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| [08.02.18] |
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| 今回で最終回のゆうきさんのオランダ編。最後を迎える今回は、ゆうきさんのオランダに留学した理由と周辺のヨーロッパ諸国を旅して改めて感じた事とは・・・。 |
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こんにちは、yuki higuchiです。早いものでこのコラムも最終回の第5回目となってしまいました。今まで読んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。
最終回は何の話をしようかと考えると、まだまだいろいろ書きたいことが残っているのですが、最終回は僕の留学についての話をしましょう。
「最終回になって今更?」という気もしますが、オランダに留学した理由をまだお話ししていなかったので、「なぜオランダを選んだのか?」という話から始めましょう。オランダに留学っていうのはけっこう珍しいですよね? |
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| オランダに留学を決めた理由とは・・・ |
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| オランダに来た理由はとても単純です。それは、オランダは英語で留学できるヨーロッパの国だからです。僕はフランス語もドイツ語もスペイン語も勉強していないので、話せるヨーロッパの言語といえば英語だけです。(その英語もまだまだ発展途上ですが。)留学を決める時にヨーロッパに行ってみたいという気持ちがありました。 |
| 普通ならそこでイギリスを選ぶところなのですが、残念ながらうちの大学にはイギリスとの留学協定がほとんどありません。そこで出てきてのが、オランダか北欧かという選択肢です。北欧はとても寒そうなので、オランダを選びました。もちろん、オランダを選んだ理由はそれだけではありません。以前のコラムでお話したように、オランダはマリファナ、同性愛、売春が違法ではないというとてもユニークな国なので、オランダという国に興味がわき、この国を選びました。 |
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| 何の変哲もない普通のケーキに見えますが・・・実はこれマリファナ入りケーキなのです。スペースケーキと呼ばれています。もちろんオランダでは法にふれません。 |
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また以前のコラムでお話したように、僕が今留学しているライデン大学には日本学部があります。日本人として内側から日本を見るのではなく、外から日本を見たい、勉強したいという気持ちがあり、ライデン大学を選びました。一言で言うと、「オランダで、英語を使って、日本のことを勉強しに」ここに来ました。
オランダという国は、ほとんど英語圏と言っていいほどに国民の多くがが英語を話せます。学生はもちろん、銀行の職員から、駅の係員から、スーパーの店員までほとんどの人が英語を話します。 |
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| 僕が今勉強しているライデン大学の日本学部です。ライデン大学には中国学部の韓国学部もあります。 |
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もちろんオランダ語と英語が言語的に近いという理由もありますが、オランダ人はびっくりするくらい英語がうまいです。TOEICかTOEFLか忘れましたが、非英語圏ではオランダ人のスコアが世界一だそうです。
僕自身はオランダ語の勉強をしていないので、もう5ヶ月もオランダにいるにもかかわらず全くと言っていいほどオランダ語は話せません。けれど、オランダ語ができなくて生活で困ったということはほとんどありません。電車の車内放送などはすべてオランダ語なのですが、近くに座っている人に何を言っているのかを聞けば英語で答えてくれます。スーパーでものを買う時など、何が書いてあるのかわからないので、オランダ語ができたらいいなと思う時ももちろんありますが。 |
12月にイギリスに旅行した時には、看板も車内放送もすべて英語だったので、やっぱり英語圏はいいなとも思いました。けれど、少々の不便はありつつも、オランダにいてオランダ語ができないために生活に困るということはほとんどありません。
ちょっと脱線しますが、イギリスのことが出たついでにイギリスに行ったときの話をしましょう。12月にイギリスに1週間ほど旅行に行ってきました。ヨーロッパ各地を格安の航空会社が結んでいるので、ロンドンまでの往復が6000円ほどでした。 |
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| イギリスのビッグベン。やっぱりイギリスの天気はどんよりでした。 |
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| 飛行機が安かったのは良いのですが、予想通りイギリスの物価はものすごく高かったです。極端な例を挙げると、地下鉄の初乗りが4ポンド、つまり1000円くらいです。そして、タバコ一箱が5.5ポンド(1300円ほど)です。日本では300円くらいなので、4倍以上です。ヨーロッパはどこもタバコ税が高いため、比較的安いオランダでも4ユーロ(650円ほど)、フランスでは5.3ユーロ(850円ほど)です。スモーカーの方がヨーロッパを旅行する時は、日本からタバコを持参するほうがよいかもしれませんね。物価は高かったのですが、イギリスは美しい建物が多く、博物館などの見所も充実していました。 |
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| ロゼッタストーン。物価の高いイギリスで、大英博物館が無料なのはとてもありがたいことです。 |
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| ヨーロッパ諸国を旅し、日本との違いや再発見した事 |
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| オランダに来てからいろいろな国を旅行しています。ヨーロッパ内はEUのおかげでとても旅行がしやすいです。例えば電車でベルギーに行く場合にはパスポートを持っていく必要も、両替する必要もありません。ただ、EUの国の多くはパスポートの扱いでは外国とみなされないので、入国・出国のスタンプが押されません。そのため、ベルギー、北欧、南欧(スペイン・イタリア)に行ったにもかかわらず、その証拠はパスポートに残っていません。スタンプは良い記念になるので少し残念です。けれど国内を旅行する感覚で手軽にいろいろな国に行けるので、オランダに来てから本当にいろいろな国に行っています。学生の本分は勉強のはずですが・・・ |
| デンマークの街並み。 |
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スペインの街並み。 |
ヨーロッパに来て思うことは、どこの国も歴史的な街並みが保存されていてきれいだなということです。日本のようにいたるところに高いビルがあるというわけではありません。また、電線も基本的に地下にあるため、そこらじゅうに電柱があるわけでもありません。美しいヨーロッパの街を歩いていると、日本にはほとんど昔ながらの建物が残されていないことが残念だと思えてくることもあります。
また、ヨーロッパと日本のいろいろな面での価値観の違いを感じます。日本では便利さと効率が追求されるのに対して、ヨーロッパではゆとりとのんびりさが大切にされているように思います。ヨーロッパでは日曜日には多くの店が閉まっています。また、日本のようにコンビニがあるわけではなく、夜の8時頃にもなるとほとんどの店が閉まっています。日本の生活に慣れているため、ちょっと不便だなと思ったりもしますが、むしろヨーロッパののんびりした生活もそれはそれで居心地がよいです。クリスマスはロンドンで過ごしたのですが、ロンドンの25日には市内の交通がすべてストップしました。電車も、地下鉄も、バスもすべてです。店やレストランすらほとんど空いていません。クリスマスはほとんどの人が家族との団欒を楽しむため働く人がいないのです。あくせくと時間に追われる日本の生活と比べると、ヨーロッパののんびりしたライフスタイルがうらやましくもなります。 |
| けれど、あらためてわかったのは、やっぱり自分は日本人で、日本が好きだということです。ヨーロッパののんびりさも良いのですが、日本の便利さはすばらしいと思います。夜中にお腹がすけば、たとえそれが2時でも3時でも、コンビニで何でも買うことができます。スーパーのレジにしても銀行の受付にしてもヨーロッパはものすごく遅いので、日本の効率のよさというか、てきぱきさはすごいと思います。 |
| また、日本の安全も世界に誇れることだと思います。ヨーロッパはありえないくらいスリが多く、財布やカメラを盗まれた友達の数は片手では数えきれません。日本では電車でカバンの口を開けっ放しにして寝ていてもスリにあうことなど滅多にありません。けれど、ヨーロッパでは油断していたら、いや、十分に注意していても物をスられます。 |
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| スリ防止のためカバンは前にかけて持ちましょう、ということのようです。 |
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そして日本で生まれ育った僕にとって、日本の謙虚さと、察する力(空気を読む力?)はとてもよいものだと感じられます。(ヨーロピアンにはそれらがあまりないので。)ヨーロッパに来て、日本をいくらか客観的に眺めてみて、もちろん日本に足りない部分も見えてきたのですが、それよりも日本のよさを再発見できたように思います。
最終回で長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいた方、どうもありがとうございました。矢のように時が過ぎて、1年間の留学もちょうど折り返し地点です。残りの半分もいろいろなことを学んで吸収して、少しは成長して日本に帰れるようにがんばりたいと思います。 |
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| yuki higuchi |
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京都生まれの京都育ち。現在大学3回生。9月より交換留学でオランダに留学中。今年成人式を迎え、現在20歳。
趣味は旅行と読書。
ビールの国オランダで(ハイネケンビールはオランダ産!)勉強しつつ、毎日ビールの日々を送っています。
More photos are available on mixi
(ニックネーム:yukihiguchi)! |

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