『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18』ロイヤル・バレエ『マノン』

2018-06-19
ROH Photographed by Alice Pennefather

美しい少女マノンの愛の悲劇を描いたフランスの小説「マノン・レスコー」をもとにした、ケネス・マクミラン振付によるバレエ。
恋に落ちたマノンとデ・グリューは駆け落ちするが――。

バレエ、オペラともに世界最高の名門歌劇場、英国ロイヤル・オペラ・ハウスの人気公演の舞台映像を『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18』と題し、全国の映画館で順次公開中。このたび、本シーズン11作目となるロイヤル・バレエ『マノン』が6月22日(金)より全国公開となる。

バレエの中でも最もドラマティックで破滅的な作品のひとつである、ケネス・マクミラン振付の『マノン』。美しく衝動的な少女マノンは、若くハンサムな学生デ・グリューと出会って恋に落ちる。しかし、兄レスコーの手引きから富豪ムッシューG.M.から愛人にならないかと誘われたマノンは、デ・グリューとの愛と、G.M.との豪華な生活の間で引き裂かれる――。

原作はアベ・プレヴォによる18世紀のフランスの小説「マノン・レスコー」でオペラや映画にもなった。マクミランは1974年のバレエ初演時、オペラ版も手掛けたジュール・マスネの音楽を用いたが、オペラと同じ曲は一切使用していない。現在のバージョンは2011年に今回の指揮も手掛けたマーティン・イエーツが、マスネの既成の曲を最初からまるでこのバレエのための音楽として書かれたように再構成して完成させた。
最後のマノンとデ・グリューが逃げ込んだ沼地で繰り広げる“沼地のパ・ド・ドゥ”が胸を打つ。

2018年6月22日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほか、全国順次公開
※ディノスシネマズ札幌劇場、フォーラム仙台、中洲大洋映画劇場でも公開いたしますが、公開日が異なります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
公式サイト

キャスト

サラ・ラム(マノン)、ワディム・ムンタギロフ(デ・グリュー)、平野亮一(レスコー)
イツァール・メンディザバル(レスコーの愛人)、ギャリー・エイヴィス(G.M.)

スタッフ

振付:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ
指揮:マーティン・イエーツ
配給:東宝東和

レビュー

この作品のレビューを投稿する
「みんなの映画レビュー」に投稿いただくには、アネモのメンバーになる必要があります。投稿いただいた内容は、一旦、編集部にて目を通した上で掲載させていただきます。詳しくは『みんなの映画レビュー利用規程』をご確認ください。

この作品の投稿レビューは現在ありません

anemoメンバーに登録して、映画レビューを投稿しよう!メンバー登録(無料)はこちら 》