第90回アカデミー賞で4部門（作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞）にノミネート、見事脚色賞（ジェームズ・アイヴォリー）を授賞した『君の名前で僕を呼んで』。ゴールデン・グローブ賞主要3部門ノミネートを含む92部門の授賞＆308部門ノミネートと輝かしい実績を持つ本作は、80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年の、初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びが描かれている。
「★★★★★（最高点）胸が張り裂ける感動！」－タイムアウト紙／「息をのむほどの美を兼ね備えた傑作」－オブザーバー紙／「魅了され、恍惚となるほどに美しい映画」－ワシントンポスト紙／「今年最も魅惑的な映画」－アトランティック紙／「“傑作”という名前でこの映画を呼ぼう」－ニューヨークポスト紙などの各誌レビューにあるように、世界中から熱狂的な賛辞が贈られ、男女を問わず、世代を問わず、世界中の映画ファンの注目を集める話題作が、いよいよ日本では4月27日（金）より公開となる。

アカデミー賞受賞作品（脚色賞受賞／作品賞・主演男優賞・歌曲賞ノミネート）である『君の名前で僕を呼んで』の原作翻訳本がいよいよ本日4/20（金）に発売された。

本作でジェームズ・アイヴォリーも「映画を見る前に読むべきか、映画を見てから原作を読むのか、どちらがいいのか誰にも分からない」とコメントを寄せている原作小説は、原作者であるアンドレ・アシマンがイタリアに住んでいた少年期の思い出をもとに描いた作品。原作では20年後にエリオとオリヴァーが再会するところまで描かれている。
原作者のアンドレ・アシマンは、当初映画のラストシーンについて「映画のラストとして（自分の）心に描いていたものと全く違った」と明かし、ベルリン映画祭でついに完成した映画を観たときに、衝撃を受けたという。「映画のエンディングは原作の本当の真意を、到底私には想像もつかないし全く予期せぬやり方で、見事に捕らえていた」と大絶賛。そして「音楽、若い2人の恋がずっと鳴り響いて、エリオの最後のシーンとスフィアンの曲が、映画館を出た後もずっと私の頭から離れなかった。そしてめったに起こることはないのに、翌日の朝も、その夜もずっと。」と、記憶に残る必見のラストシーンになっていることを語っている。また、アンドレ・アシマンは本作でティモシー・シャラメ演じる主人公の家族と親交のある友人役で出演もしている。(白いスーツ姿の男性が原作者アンドレ・アシマン)

世界各地の映画賞を多数受賞、アカデミー賞4部門にノミネートされ、見事脚色賞を受賞した本作。主演は、主演男優賞やブレイクスルー賞を軒並み受賞し、「ディカプリオの再来」の再来と言われ今最も注目されている新星ティモシー・シャラメ。共演は、長身の整った容姿も魅力的な『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマー。刊行時から話題を集めた原作を脚色したのは、現在89歳の名匠ジェームズ・アイヴォリー。『眺めのいい部屋』や『モーリス』、『日の名残り』といった名作を生み出して来た名匠が、17歳と24歳の青年の初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描く。監督は『ミラノ、愛に生きる』のイタリア出身のルカ・グァダニーノ。主演、助演すべての俳優たちの見事なアンサンブルと、美しく深いシナリオを得て、いよいよその才能を花開かせた傑作。

ストーリー
1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。

作品タイトル：『君の名前で僕を呼んで』
出演：ティモシー・シャラメ（『インターステラー』、『レディ・バード』）、アーミー・ハマー（『コードネーム U.N.C.L.E.』）、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサールほか
監督：ルカ・グァダニーノ（『ミラノ、愛に生きる』、『胸騒ぎのシチリア』）
脚色：ジェームズ・アイヴォリー（『眺めのいい部屋』『モーリス』『ハワーズ・エンド』『日の名残り』）
原作：『君の名前で僕を呼んで』（アンドレ・アシマン／オークラ出版）
2017年／イタリア、フランス、ブラジル、アメリカ／カラー／ビスタ／5.1ch／132分／PG12
提供：カルチュア・パブリッシャーズ／ファントム・フィルム
原題：Call Me By Your Name
配給：ファントム・フィルム

公式サイト：cmbyn-movie.jp
コピーライト：(c)Frenesy, La Cinefacture

4/27（金）、TOHOシネマズ シャンテ 他　全国ロードショー

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