家族にサルーテ!イスキア島は大騒動

2019-05-16
(c)2018 Lotus Production e 3 Marys Entertainment

『幸せのちから』ガブリエレ・ムッチーノ監督最新作|泣いて、笑って、VIVA!人生!美しい島から届いた、イタリアン・コメディ

結婚50周年の金婚式を迎えたピエトロ&アルバ夫妻を祝うために、親戚一同19名がイタリアの美しいイスキア島に集まった。久しぶりに顔を揃えたファミリーの楽しい食事会もお開きとなる頃、天候不良でフェリーが欠航になってしまう。思いがけず、二晩を同じ屋根の下で過ごさなければならなくなった、それぞれの家族たち。一見、幸せそうだが、長男のカルロは現在の妻と前妻との板挟みとなり苦労が絶えない。長女は夫の浮気癖に苦しみ、ブッダの教えにすがっている。次男は小説家として成功したものの妻子と別れ根無し草状態―――今まで抑えていた本音が見え隠れし始め、次々と秘密が暴露されてゆく・・・。果たして、この嵐の結末は!?

イタリアの名匠としてその名を轟かせ、ハリウッドに進出してからもウィル・スミス主演『幸せのちから』などの大ヒット作を世に送り出してきたガブリエレ・ムッチーノ監督最新作。
ガブリエレ・ムッチーニの監督のもとに、『はじまりは5つ星ホテルから』のステファノ・アコルシ、『修道士は沈黙する』のピエルフランチェスコ・ファビーノ、『暗殺の森』ステファニア・サンドレッリ、『8 1/2』のサンドラ・ミーロらが集結。驚きの隠し事や、意外な思惑を抱えた登場人物たちをリアリティ溢れるセリフで、イタリアが誇る名優たちが舌戦を繰り広げる。
名作『太陽がいっぱい』の撮影地でもあるイスキア島の太陽と紺碧の海のコントラスト、広大な屋敷のインテリア、ロマンチックなアラゴネーゼ城などのロケーションも見逃せない。
どんなにぶつかり合っても、また必ず抱きしめあえる、それが家族。あなたの家族を思い出し、“乾杯(サルーテ)!”と、グラスを傾けたくなる、甘くて苦いイタリアン・コメディが誕生した。

6月21日(金)Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー!
公式サイト

キャスト

ステファノ・アコルシ、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ステファニア・サンドレッリ、サンドラ・ミーロ

スタッフ

監督・脚本:ガブリエレ・ムッチーノ
2018/イタリア/イタリア語/107分/カラー/シネスコ/デジタル5.1ch
原題:A casa tutti bene
日本語字幕:岡本太郎
後援:イタリア大使館、イタリア文化会館
配給:アルバトロス・フィルム、ドマ

レビュー

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親戚づきあいは悲喜こもごも

評価: ★★★★★ (5点) 投稿者:明日風2019-06-12

anemoさまより試写会のご案内を頂いて、鑑賞してきました。 老夫婦の金婚式を祝うために集まった、総勢19名の親戚たち。帰ろうと思ったら、フェリーが欠航し島に閉じ込められたことから起こる、大騒動。 とにかく登場人物が多くて、序盤は混乱することこの上ないのですが、島に集った人々の誰に感情移入するかで視点も感想も変わってしまいそうな面白い作品です。 ここまで赤裸々に感情をぶつけ合うことはないにせよ、きっと誰しも親族の結婚式やお葬式の時などに感じる、再会の喜びと親戚づきあいの面倒さが入り交じったこの複雑な心境には覚えがあるし共感できると思います。 きっとそんなところは、世界中どこの国でも共通なのでしょうね。 スクリーンに映し出されるイスキア島の美しい風景を楽しみながら、同時にこれまでに自分自身の親族が集った時のことを幾つも思い出しました。

イタリアの家族生活体験?

評価: ★★★★★ (3点) 投稿者:tomoboop2019-06-11

コメディというよりヒューマンドラマとして楽しめました。そんなに笑える内容ではないです。家族のいざこざは万国共通ですが、派手な喧嘩はお国柄?モリモリ食べて、大声で言い争って、イタリアの家族生活は体力いりそう!イタリア人と結婚しなくて良かったー、笑。