SHADOW/影武者

2019-07-24
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<チャン・イーモウ監督最新作>自由のため大軍が待つ敵地に赴く影武者を、水墨画の世界観で描いた武侠アクションの傑作!

時は戦国時代、沛(ペイ)国が領土を、敵の炎国に奪われて20年。若くしてトップを継いだ王は、敵と休戦同盟を結び、平和だが屈辱的な日々に甘んじていた。奪還を願う男たちの燃え上がる闘志を束ねているのが、頭脳明晰で武芸の達人の重臣・都督(トトク)だ。都督は敵の将軍にして最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)に、手合わせを申し込む。彼の勝手な行動に怒り狂う王だが、実は目の前の都督は影武者で、本物の都督は自分の影に、自由と引き換えに敵地での大軍との戦いを命じていた。そして王も、ある作戦を秘めていた。果たして、影武者を待つのは光か闇か、それとも──?

『HERO』(02年)、『LOVERS』(04年)のチャン・イーモウ監督と主要スタッフが再タッグを組み「三国志」の〈荊州争奪戦〉をダイナミックにアレンジ。武侠アクションの新時代を切り開く、傑作エンターテイメントが誕生した。
監督が「自分が本当に撮りたい物語と巡り合った」と語る本作は、「第75回ベネチア国際映画祭」にて絶賛され、海外のレビューサイト「Rotten Tomatoes」では支持率95%(19年5月31日時点)をたたき出し、“Fresh”と高評価を獲得。そして、「第55回金馬奨」4部門受賞、アジア版アカデミー賞「第13回ASIAN FILM AWARDS」では最多の4部門受賞、米エンタメ誌の「バラエティ」が発表した<2018 最も期待される映画20本>に選出され、国内外から高評価を得ている。
主演は、『戦場のレクイエム』(07年)での演技で高い評価を受けて以来、『人魚姫』(16年)、『ドラゴン・フォー 秘密の特殊捜査官』シリーズなどに出演する中国を代表する俳優・ダン・チャオ。頭脳明晰で武芸の達人でもある沛(ペイ)国の重臣・都督(トトク)とその影武者の一人二役を演じる。都督の妻には、歴史ドラマ「宮廷の諍い」(11年)で国際エミー賞女優部門ノミネート、歴史ドラマ「月に咲く花の如く」(17年)で主演を務め、「第31回飛天奨」で優秀女優賞に輝き、ダン・チャオと私生活でも夫婦であるスン・リー。
監督は、興行収入40億円を超え社会現象にもなった『HERO』(02年)を手掛け、続く『LOVERS』(04年)では、興行収入22億円を超え、武侠アクションの一時代を築いた中国の巨匠・チャン・イーモウと豪華な顔ぶれが揃った。

9月6日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
公式サイト

キャスト

ダン・チャオ、スン・リー、チェン・カイ

スタッフ

監督:チャン・イーモウ
脚本:チャン・イーモウ、リー・ウェイ
2018 年/中国/カラー/5.1ch/スコープ/中国語/116 分/PG12/原題:SHADOW/日本語字幕:樋口裕子
配給:ショウゲート

レビュー

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雨のシーンが大変そう

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:わせい2019-08-23

雨ばかりの映画です。 白と黒の世界観がいいです。 影武者の主人公と王様、都督の関係が面白いです。 傘の武器と刀の決闘が面白いです。 結末もいいです。

驚きの映像!

評価: ★★★★★ (5点) 投稿者:tomoboop2019-08-22

驚きの映像です!美しいー!水墨画のようなセットでの戦闘シーンは現実味はないけど、幻想的。フランス人とか好きそう、ヨーロッパでウケそうなモダンな任侠モノ。アート系好きにはたまりません!