ベルリン・アレクサンダープラッツ

2021-04-23
(C)Sabine Hackenberg, Sommerhaus Distribution LLC Filmproduktion

ドイツ文学の傑作を大胆な解釈で映画化!第70回ベルリン国際映画祭正式出品、ドイツ映画賞5部門受賞の話題作がついに日本上陸

アフリカからヨーロッパを目指していた不法移民のフランシスは、船が嵐に遭遇した時に、もし無事に上陸できたなら今後は心を入れ替えて真面目に生きると誓う。その後ドイツへ辿り着くことができたフランシスだが、難民生活は過酷を極め、裏社会に生きる狡猾なドイツ人男性ラインホルトの手引きで犯罪に手を染めていく。そんな中、ある女性と出会ったことでフランシスは運命を変えようとするが…。

1920年代に出版された現代ドイツ文学の金字塔「ベルリン アレクサンダー広場」を、愛・金・裏切りに翻弄されるギャングたちの物語として大胆な解釈のもとにブルハン・クルバニ監督が映画化。現代社会が抱える貧困・人種・難民の問題をリアルに描き、スタイリッシュな映像で紡がれるサスペンスフルな展開に息を飲む。

5月20日(木)よりMIRAIL(ミレール)、Amazon Prime Video、U-NEXTにてオンライン上映
公式サイト

キャスト

ウェルケット・ブンゲ、イェラ・ハーゼ、アルブレヒト・シュッヘ、アナベル・マンデン、ヨアヒム・クロルほか

スタッフ

監督:ブルハン・クルバニ
脚本:マーティン・ベーンケ、ブルハン・クルバニ
原作:アルフレート・デーブリーン
原題:Berlin Alexanderplatz
製作国:ドイツ・オランダ 製作年:2020年 本編尺:183分
レイティング:R15+相当
配給:STAR CHANNEL MOVIES

レビュー

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美しい&考えさせられる

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:tomoboop2021-05-17

この主人公を見ていると、善人として生きられる人は、むしろラッキーなのでは?と感じてしまいます。生き方に選択肢があること自体が贅沢なのでは?「ムーンライト」を思わせる美しい映像と音楽が救いでしたが、もう同情しかありません。が、少し光が見える結末で良かった。。 犯罪などには共感は出来ませんが、全編通して始終「私だったら?」と考えながら夢中になってしまいました。3時間の長編ですが、あっという間でした!