レビュー
原作にミスリードされるオリジナルストーリー
これで事件は解決…。と思ってからの二転三転! まさかの展開に、この設定も伏線だったのか!と驚かされました。 悲しい愛の物語。 広末涼子さんの演技に引き込まれます。 渋谷清彦さんのくたびれた感じも良いです。 立て続けに出演作を見ている気がしますが、どの作品もその人自身をそのまま連れてきたような…リアルなたたずまいが凄いです。 残念ながら山田真歩さんと渋川清彦さんの共演シーンはありませんでした。
瀬戸内海の離島。日本有数の資産家・蓮壁千鶴男(西村まさ彦)が、莫大な遺産を遺して謎の変死を遂げる。蓮壁千鶴男は死の直前、美しき娘・紅(新木優子)の誘拐未遂事件の犯人捜索を若宮に依頼していた。真相を探るため、ある閉ざされた島に降り立つ獅子雄と若宮。二人を待ち受けていたのは、異様な佇まいの洋館と、犬の遠吠え。容疑者は、千鶴男の妻・依羅(稲森いずみ)、長男・千里(村上虹郎)、蓮壁家の使用人(椎名桔平)ら奇妙で華麗な一族の面々と、紅に想いを寄せて蓮壁家に出入りをする大学准教授(小泉孝太郎)、リフォーム業者(広末涼子)などうそを重ねる怪しき関係者たち。やがて島に伝わる呪いが囁かれると、新たな事件が連鎖し、一人、また一人消えてゆく。底なし沼のような罠におちいる若宮。謎解きを後悔する獅子雄。これは開けてはいけない“パンドラの箱”だったのか?その屋敷に、足を踏み入れてはいけない――。終わらない謎へ、ようこそ。
フジテレビ系月9ドラマ枠で放送された「シャーロック」を映画化した本作には、新たに新木優子、西村まさ彦、稲森いずみ、村上虹郎、そして椎名桔平、小泉孝太郎、広末涼子、渋川清彦が参戦。TVドラマシリーズレギュラーである佐々木蔵之介、山田真歩も続投する。ドラマシリーズで好評を博した魅力的なキャラクター、テンポの良いスタイリッシュな演出、美しい映像はそのままに、映画ならではの重厚感と中毒性をもたらすのは『容疑者Xの献身』『昼顔』などで知られる西谷弘監督。
ディーン・フジオカ 岩田剛典
新木優子 広末涼子 村上虹郎 渋川清彦
西村まさ彦
山田真歩/佐々木蔵之介・小泉孝太郎・稲森いずみ
椎名桔平
監督:西谷弘
脚本:東山狭
原案:アーサー・コナン・ドイル「バスカヴィル家の犬」
音楽:菅野祐吾
プロデューサー:太田大、高木由佳(※高の正式表記は「はしごだか」)、石塚紘太
制作:フジテレビジョン 東宝 FNS27社
制作プロダクション:角川大映スタジオ
配給:東宝
これで事件は解決…。と思ってからの二転三転! まさかの展開に、この設定も伏線だったのか!と驚かされました。 悲しい愛の物語。 広末涼子さんの演技に引き込まれます。 渋谷清彦さんのくたびれた感じも良いです。 立て続けに出演作を見ている気がしますが、どの作品もその人自身をそのまま連れてきたような…リアルなたたずまいが凄いです。 残念ながら山田真歩さんと渋川清彦さんの共演シーンはありませんでした。