流れ星が消えないうちに

2015-10-15
2015 映画「流れ星が消えないうちに」製作委員会

悲しみは、きっといつか勇気に変わる。

本山奈緒子(波瑠)の時計の針は止まったままだった。大人になる時間を一緒に過ごしたかつての恋人、加地径一郎(葉山奨之)。加地はとある外国で事故に遭い、突然死んでしまった。しかも、見知らぬ女性と一緒に。
月日は流れ、現在では新しく付き合っている恋人、川嶋巧(入江甚儀)との日常、大学に通う日常があった。けれど、ふとした瞬間加地の名をつぶやいてしまう。平気な顔をしていても消せない心の傷に気付かされる。加地との思い出が詰まった部屋では眠ることが出来ず、奈緒子は玄関で眠るようになる。玄関でなら眠れるという事実、その意味は分からないままだった。巧を必要とし、肌を重ねることに罪悪を感じていた。奈緒子の心に浮かんでは沈む想い、加地を裏切っているのではないか。いっそ加地のことを忘れてしまいたい、と。
奈緒子の父、本山諒(小市慢太郎)の転勤を機に家族は大分に引っ越した。その為、奈緒子は実家でありながら一人暮らしをしていた。そんな日々に慣れたころ、突然本山が東京にやってきた。「家出をしてきた」という父とのふたり暮らしが始まる。
巧もまた時計の針を進められずにいた。親友の加地と恋人だった奈緒子。その奈緒子と付き合っているということそのものが「裏切り」だと自分を責めていた。奈緒子のそばに居られるのは自分なんだと、自分のそばに居てほしいのは奈緒子なんだと、巧は奈緒子のことを想えば想うほど、罪悪に押しつぶされそうになっていた。いっそ加地のことを忘れてしまいたい。
本山は会社を辞めて新しい会社を起こそうとしていた。そのため、妻と揉め、家を出て来たのだという。 そのことを奈緒子には話せなかったが巧には話せた。巧は本山に、以前加地が口癖にしていた言葉を伝える。

「動いてこそ見えてくるものがある」

その後、やってきた妹の本山絵里は、不在になった父、電話もしてこない姉に対し、怒りをぶつける。父と母の離婚危機以外にも大学進学、恋人との別れと絵里は抱える問題でいっぱいになっていたのだった。 ひとりだった奈緒子のもとに、巧、本山、絵里が集まることで、奈緒子のこころに変化がもたらされようとしていた。

11月21日(土)より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー
公式サイト
配給:アークエンタテインメント

キャスト

波瑠 入江甚儀 葉山 奨之 黒島結菜 西原亜希 岸井ゆきの 八木将康 渡辺早織 古舘寛治 石田えり 小市慢太郎

スタッフ

原作:橋本紡『流れ星が消えないうちに』(新潮文庫刊)
監督・脚本:柴山健次

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