あゝ、荒野 前編

2017-08-24
2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

原作:寺山修司×菅田将暉×ヤン・イクチュン
2021年新宿。ネオンの荒野に交錯する 二人の男の運命の物語

かつて、母に捨てられた新次(菅田将暉)は兄のように慕う劉輝と共に詐欺に明け暮れていた。そんなある日、彼らは仲間の裕二らにより襲撃されてしまう。そして2021年新宿。行き場のないエネルギーを抱えた新次は劉輝を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。
一方、同じ新宿で吃音(どもり)・赤面対人恐怖症に悩む”バリカン”こと健二(ヤン・イクチュン)はいつも通り床屋のティッシュ配りをしていると、ひょんなことから新次と共に″片目“こと堀口からボクシングジムへと誘われる。
言われるがままボクシングジムを訪れた2人は、それぞれの想いを胸にトレーニングを始める。新次はボクシングで裕二への復讐を果たすため。バリカンは内気な自分を捨てるため。
試合を重ね、徐々に名を挙げて行く新次に対し特別な感情を抱くようになっていく健二。そのさなか、新次は宿敵・裕二との戦いに挑む。一方、バリカンもまた大きな決断を下し、新次との関係が変わろうとしていた…。

【introduction】
「この作品を俺たちの代表作にする」主演の二人と監督が誓った言葉。
ネオンの新宿に交錯する運命と青春。魂を揺さぶる、305分の怒涛――。

1960年代後半、激動の時代において、演劇、映画、文学とマルチに活躍し、今もなおカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司が、唯一遺した傑作小説「あゝ、荒野」。
『二重生活』で高い評価を得た岸善幸監督が『キセキ ーあの日のソビトー』『帝一の國』と大ヒット&話題作で主演を務め、さらにはアーティストとしても多岐に渡り活躍する若手実力派俳優の筆頭格、菅田将暉と韓国映画『息もできない』で世界各国の映画賞を総なめした名優ヤン・イクチュンをダブル主演に迎え、舞台を1960年代から近未来へとおきかえるという大胆な再構築によって映画化。

さらに、二人の人生を一転させるキーマン・ボクシングジムのトレーナー通称”片目かため ”こと堀口役をユースケ・サンタマリア、ヒロインの芳子役にはオーディションで抜擢され演劇界で注目を集める木下あかり。ジムのオーナーの愛人・京子役に木村多江、新次の宿命のライバル・裕二役を山田裕貴、自殺研究会メンバー・恵子役を今野杏南が演じるほか、でんでん、モロ師岡、高橋和也ら個性豊かな実力派俳優陣が脇を固める。
主題歌「今夜」を書き下ろしたのはパンクバンドBRAHMAN。ボクシングへの情熱で心の空白を埋めようとする二人の刹那の青春を、彼らの切なげな楽曲がより一層盛り上げ、寺山の紡ぐ美しくも切ない青春が現代に突き刺さる!

10月7日(土)前篇、10月21日(土)後篇
新宿ピカデリー他2部作連続公開

公式サイト

キャスト

菅田将暉、ヤン・イクチュン、ユースケ・サンタマリア他

スタッフ

監督:岸善幸
原作:「あゝ、荒野」寺山修司(角川文庫)
脚本:港岳彦/岸善幸
音楽:岩代太郎
撮影:夏海光造
主題歌:BRAHMAN「今夜」(NOFRAMES recordings/TOY’S FACTORY/TACTICS RECORDS)
制作・配給:スターサンズ
R15+

レビュー

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出来れば前後編一気に見たい!

評価: ★★★★★ (5点) 投稿者:静流2017-11-13

初日舞台挨拶で 「あゝ、荒野」前編を見た 最近こんな泥臭い作品見てなかったから凄く染みた 作風が凄く菅田君に合っててた 厳しい現実を生きる事にもがきながら微かな希望と愛を求めて生きる人々の様を生々しく描いてた。 150分越えだけど全く飽きないし早く後編が見たい とてもオススメですが濡れ場が激しいので誰かと見るなら一考の余地あり

独特な雰囲気の映画…

評価: ★★★★★ (3点) 投稿者:teppen2017-10-02

菅田くん好きなら見たい映画ーー ボクシングの映画ってのもあり、とてもかっこいいシーンが多いかも。 それだけでなく、笑いもあるし、エロい部分もある。 いろんな方向で楽しめる映画でした!! 登場人物がいろいろ繋がっているところも、また面白い。 ちゃんと見てないと見逃しちゃう人もいそう。 ヤン・イクチュンもとても味が出てると思う。 今回初めて、知りましたが、ヤンさんの役所はとても好きです。 ぜひ、興味あるかたは見てもらえると良いな。

60年代新宿を2021年に置き換えたリアリティある演出

評価: ★★★★★ (5点) 投稿者:snow20092017-09-29

舞台は、東京オリンピック後の新宿歌舞伎町。ゴールデン街も健在、が嬉しい。 海洋(オーシャン)拳闘クラブを舞台に、心荒れた新宿新次とバリカン健二のボクシング青春ドラマ。どんどんボクシングがうまくなる新次(菅田将暉)のオーラがすごい!眩しくなりました。 健二の鬱屈した心も自分に似ていて痛い。 岸善幸監督のリアリティを追及した映像が素晴らしいです。寺山修司の60年代ではなく今の日本を表現したドラマに昇華しています。 はやく後編を見たいです。