レビュー
正直に生きることの大切さ
これは楽しかった? 時に笑い、時には泣いて、主人公の鹿野さんから、自分に正直に生きることの大切さを教えられた作品だった この作品では、筋ジストロフィーを患っている鹿野さん(大泉洋)と、彼を介助しているボランティアの人たちとの交流が描かれている 彼は、一人暮らしをしているが、ボランティアの介助なしでは、生活をしていくことができない 医学生の田中(三浦春馬)は鹿野さんの介助をしているボランティアの一人 田中を訪ねてきたガールフレンドの美咲(高畑充希)は、鹿野さんに気に入られ、美咲もボランティアの一員になっていく そんな鹿野さんと美咲の交流を中心に、この物語は進んでいく この鹿野さんが、とっても困った人で タイトルにもある通り、夜中の2時に「バナナ食いたい。買ってきて」とか言ってしまう人 でも、そんな鹿野さんを観ているうちに、彼のワガママにも慣れてきて、次第に、そんな鹿野さんが、とても魅力的な人だと思うようになる 悪く言えばワガママだけど、よく言えば正直者 鹿野さんは、何でも言いたいこと、やりたいことを言って生活している それが受け取る人によっては、ワガママに聞こえてしまうのだ しかし、それぐらい、鹿野さんは、一瞬、一瞬に対して、とても真剣に生きているということなのだ いつまで生きていられるかわからないから、やりたい時にやりたいことをやり、言いたいことを言う そんな鹿野さんを観て、正直に生きるって大事だなぁと思った 人は夢がある時、叶えられるかどうかわからないから、なかなか口に出すことができない でも、夢を正直に口にした瞬間、周りの人も巻き込み、その夢を聞いた人たちが手助けしてくれる だから、正直に言ってしまった方が夢は叶えやすくなるし、時間も短縮できる そして、夢に向かって一生懸命な姿は、周りに伝染するのだ この映画は、そんな夢を見て、それを叶えるために必死に生きている鹿野さんに、周りの人たちが元気づけられる姿が描かれている もちろん、それを観ている観客も元気づけられる 筋ジストロフィーの患者の話と聞くと、重い話とか、お涙ちょうだいモノだと思うかもしれないが これはそうではなかった 正直で前向きに生きる鹿野さんから、健常者が元気をもらう作品なのだ 年の初めにこれを観たら きっと「私もがんばろう!」と思えるに違いないので 凹んでたり、元気がない人にオススメの作品
人の人生変える正直さ
主人公鹿野の前向き人生に感動します。 笑えます!泣けます!感動します! 家族みんなで見るべき映画です。 田中君と美咲ちゃんの人生を変えた 鹿野の生きる力凄い!!!