ゴールデンスランバー

2018-11-09
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伊坂幸太郎のベストセラー小説がカン・ドンウォン主演で映画化!ビートルズの名曲カバーにのせて贈る極上のエンターテインメント

人気アイドル歌手を強盗から救い出し、国民的ヒーローになった優しく誠実な宅配ドライバーのゴヌ(カン・ドンウォン)。ある日、久しく会っていなかった友人ムヨル (ユン・ゲサン)から突然連絡が来る。再会の喜びも束の間、目の前で次期大統領候補者が爆弾テロにより暗殺されてしまう。動揺するゴヌに向かってムヨルは「お前を暗殺犯に仕立てるのが“組織”の狙いだ。誰も信じるな、生きろ!」と警告して自爆。大統領直属の機関である国家情報院はゴヌを暗殺犯と断定し、マスメディアが一斉に報道。大規模な包囲網が敷かれる。
身に覚えのない罪を着せられたゴヌだったが、やがて事件の裏に国家権力が潜んでいることを知る。無数の警察に追われる無実の男は、巨大な陰謀にどう立ち向かうのか――?

「本屋大賞」「山本周五郎賞」に輝いた伊坂幸太郎の傑作ベストセラーを原作に、強大な国家の陰謀に巻き込まれた平凡な一人の宅配ドライバーの逃走劇を描くエンターテインメント!観光名所として知られる光化門広場で韓国映画初となるロケを敢行し、撮り直しのきかない一発勝負の爆発シーンを臨場感たっぷりに激写し、原作者の伊坂幸太郎氏も「オリジナルのアイディアが盛り込まれ、カン・ドンウォンさんの魅力が炸裂するソウル版『ゴールデンスランバー』、楽しませていただきました!」とコメントを寄せている。
物語のテーマソングは、ビートルズの解散直前にポール・マッカートニー完成させた名曲「Golden Slumbers」。その情緒的なメロディーと、誰も信じられない絶望的な状況のなかで主人公ゴヌの心を支える高校時代の友人たちの存在が観客の胸を熱くする、極上のエンターテインメントが誕生した。

1/12(土)より シネマート新宿ほか全国順次公開
公式サイト

キャスト

カン・ドンウォン『MASTER/マスター』『華麗なるリベンジ』、キム・ウィソン『新感染 ファイナル・エクスプレス』、キム・ソンギュン『悪いやつら』、キム・デミョン『インサイダーズ/内部者たち』、ハン・ヒョジュ『ビューティー・インサイド』、ユン・ゲサン『犯罪都市』

スタッフ

監督:ノ・ドンソク
原作:伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』(新潮文庫刊)
2018年/韓国/韓国語/108分/スコープサイズ/字幕翻訳:李 英愛
原題:골든슬럼버 英題:GOLDEN SLUMBER
配給:ハーク

レビュー

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逃走劇としては面白いけれど…

評価: ★★★★★ (3点) 投稿者:とえ2019-01-27

逃走劇としては面白かったけど、食い足りない感もあり (ちなみに日本版は観ていません) 襲われているアイドルを救ったことで、名誉市民として表彰されたゴヌ(カン・ドンウォン)が、ある瞬間から一転、大統領候補暗殺の容疑で追われる身になってしまう そこからゴヌは、追われて、追われて、逃げ回る その逃げ回るのが、ソウルらしい細い路地裏と、坂道の連続で 迷路みたいな道を走り回っているのを見ているだけでも面白い 逃げ回るぐらいだったら、戦えば良いのにと思ってしまうけど そもそも人と争うことができないゴヌは、立ち向かっていくことができない そのゴヌの性格が、この映画のミソなっている どんなにひどいことをしても、どうせ反撃できないゴヌという人は、罪を被せるのには最適なの人 しかし、そんなゴヌだからこそ、周りの人たちは、ゴヌを助けようとする けれど、いつまでも逃げ回っているわけにもいかないので、ゴヌは、その不毛な戦いを終わらせる決断をする そんな逃走劇はハラハラドキドキの連続で面白かった でも、あまりにも、ユン・ゲサンが演じたキャラクターが中途半端だった 何のためにユン・ゲサンはそんな行動をしたのか 肝心な動機が見えないまま話が終了してしまい なんとも消化不良だった んーー キャスティングも良かったし、アクションも迫力あったのに、なんとも残念