雪の華

2018-12-21
(c)2019映画「雪の華」製作委員会

<登坂広臣×中条あやみW主演>あの名曲から生まれた、東京とフィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋

余命を宣告された美雪の夢は2つ――1つは両親が出会った〈約束の地〉フィンランドでオーロラをみること。そしてもう1つは、人生で初めての恋をすること。ある日、ひったくりにあった美雪はガラス工芸家をめざす青年・悠輔に助けられる。悠輔が男手ひとつで兄弟を育てていること、そして働く店が危機になっていると知った美雪は、「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかけて――。
かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気をあたえて、悠輔の人生を鮮やかに彩っていく。東京と<約束の地>フィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。

世代や国を超えて愛され続ける冬ラブソングの名曲、中島美嘉の「雪の華」を、『ホットロード』以来5年ぶりの恋愛映画出演となる登坂広臣、そして今最も注目される女優・中条あやみ主演で映画化。
監督に『orange-オレンジ-』の橋本光二郎。脚本に「ひよっこ」の岡田惠和。そして音楽は、初めて劇伴フルスコアを手掛ける、世界的ヴァイオリニストの葉加瀬太郎。更に高岡早紀、浜野謙太、箭内夢菜、そして田辺誠一と実力派キャストが物語を彩る。

2019年2月1日(金)全国ロードショー
公式サイト
Twitter@yukinohanamovie #雪の華

キャスト

登坂広臣 中条あやみ
高岡早紀 浜野謙太 箭内夢菜 / 田辺誠一

スタッフ

主題歌:中島美嘉「雪の華」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
監督:橋本光二郎
脚本:岡田惠和
音楽:葉加瀬太郎
製作:映画「雪の華」製作委員会
企画・制作プロダクション:エー・フィルムズ
配給:ワーナー・ブラザース映画

レビュー

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こんな恋愛してみたい

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:アネモニックネーム2019-09-12

ストーリー構成「見え見え」でありながら、「こんな恋愛してみたい!」と観る者に思わせる。そんな作品です。

薬を飲むヒロインにメロメロ

評価: ★★★★★ (5点) 投稿者:Shiron!2019-02-16

初雪のようにピュアで儚いヒロインを、終始、母親目線で鑑賞。 泣きすぎて鼻水までダラダラでした。 翌朝も目が腫れていて、いい年して恥ずかしかったです。(〃ω〃) 現実とは別の時間を生きているかのようなヒロインの、一挙手一投足に心を奪われます。 とくに薬を飲むシーン!!(T ^ T) こんな女子力の高い飲み方があったとは!ww きっと子供の頃から、こうして病気と向き合ってきたんだろうなぁ。 もしかすると母親が、飲みにくい薬を嫌がる娘に「おクスリさんに身体の中で頑張ってもらおうね。おクスリさんありがとう。」って飲ませていたのかもしれない…なんて妄想も膨らみます。 あまりにも美しい所作から、一粒一粒に込めた祈りを感じて 気がつくと、この浮世離れした少女のサポーターになっていました。 最初に余命ネタをバラしてくるので、 その後の、ゆっくりじっくり心の機微を追うテンポは、そのままヒロインの体感時間のようで、一瞬一瞬が尊い。゚(゚´Д`゚)゚。 一生分の勇気を出して、夢を叶えようと頑張る姿はとてつもなく可憐でチャーミング。 でも、望みが叶って初めて知る喜びの瞬間には、同時に押し寄せる悲しみがあり…繊細な中条あやみちゃんの演技に大号泣でした。 本当に細かいところまで行き届いた映画で、 美雪ちゃんの生活感の無いお部屋に「ディノスのカタログかよ!」と思いましたが、 ヒロインの人となりがわかってくると、実は彼女そのものが詰まったお部屋だったことがわかります。 きっと、本の装丁やデザインが好き。元の場所に戻ってきて、きちんと並んでいるのを眺めるのが好き。 お気に入りのカワイイ文房具や小物にも、一人で過ごした時間の長さを感じました。 うって変わって生活感溢れる悠輔の部屋もイイ(´ー`) まるで歌っているかのような、バイオリンの音色が更に涙を誘ってきます。 さすがは葉加瀬太郎!朧月夜コンビ ハマケンがこの映画を蒲焼きに例えていましたが 「長〜い鰻があって、美味しいタレがかかっていて、自分は山椒だ。」 いやはや。かなり良い風味が効いていて、最高でした。(*^ω^*) ずっと過去からの関係が見えるような、田辺画伯も流石でしたが なんと言っても、母親と娘の関係がたまらんかった! 心配な気持ちと葛藤しつつ、娘の自立を尊重する母親と、そんな母親を気遣う娘。 高岡早紀さんの絶妙なニュアンスが素敵でした。 あ〜あ。BBAだけど、フィンランドでオーロラ見たい!ww