プロメア

2019-04-09
(C)TRIGGER・中島かずき/XFLAG

<松山ケンイチ × 早乙女太一 × 堺雅人>監督:今石洋之と脚本:中島かずきによる完全オリジナル劇場アニメーション!

世界大炎上―― 全世界の半分が焼失したその未曽有の事態の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種<バーニッシュ>の出現だった。あれから30年――攻撃的な一部の面々が<マッドバーニッシュ>を名乗り、再び世界に襲いかかる。対バーニッシュ用の高機動救命消防隊<バーニングレスキュー>の燃える火消し魂を持つ新人隊員・ガロと<マッドバーニッシュ>のリーダー・リオ。熱き魂がぶつかりあう、二人の戦いの結末は―――。

「天元突破グレンラガン」(2007)、「キルラキル」(2013)のTVシリーズを手掛けた監督:今石洋之と脚本:中島かずきが再びタッグを組む、TRIGGER制作の完全オリジナル劇場アニメーション映画『プロメア』。
本作の声優には、本作の主人公で消防隊<バーニングレスキュー>に所属する新人隊員ガロ役に大河ドラマからコメディ映画まで幅広く活躍する国民的俳優の松山ケンイチ、ガロの宿敵となるリオ役に舞台、映画やドラマと近年注目作への出演がめざましい早乙女太一とのW主演が実現。さらにガロの上司であるクレイ役に日本を代表する俳優の堺雅人と超豪華なキャスト陣も話題に。
この夢の競演を果たした3人を引き合わせたのは、演劇の中にマンガと活劇、ロックを持ち込み独自のエンターテインメントを築き上げ、2003年には“演劇界の芥川賞”と言われる岸田國士戯曲賞も受賞、公演チケットは常にプレミア状態という「劇団☆新感線」の座付作家・中島かずき。中島が描く世界観を深く理解し、独特の熱い言い回しを体現、個性的なキャラクター達に息を吹き込むのはこの3人しかいない!という理由でキャスティングされた。
また、〈バーニングレスキュー〉のマスコット的存在のネズミ・ビニー役にケンドーコバヤシ、劇中で重要な鍵を握る、謎に包まれた科学者デウスに古田新太が声優を務めることも決定。国内最高峰の超一流クリエーターの集結も話題となっている。

5月24日(金)全国大炎上ロードショー!!
公式サイト

キャスト

松山ケンイチ 早乙女太一 / 堺 雅人
佐倉綾音 吉野裕行 稲田 徹 新谷真弓 小山力也 小清水亜美 楠 大典 檜山修之 小西克幸

スタッフ

原作:TRIGGER・中島かずき
監督:今石洋之
脚本:中島かずき
キャラクターデザイン:コヤマシゲト
美術監督:久保友孝
色彩設計:垣田由紀子
3DCG制作:サンジゲン
3Dディレクター:石川真平
撮影監督:池田新助
編集:植松淳一
音楽:澤野弘之
音響監督:えびなやすのり
タイトルロゴデザイン:市古斉史
アニメーション制作:TRIGGER
製作:XFLAG
配給:東宝映像事業部

レビュー

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スクリーンの中の異種格闘技!

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:Shiron!2019-05-26

自由度の高さは、深夜アニメを一気に見たような感覚。 時代に媚びない“俺流”同士が激突して生まれる熱量がものすごくて、無理矢理引きずりこまれました。 実は、全く予備知識ナシで見せていただいたので、序盤から違和感の連続でした。 「中島かずき」って誰? 「TRIGGER」って何? 七五調で独特なセリフ回しに、決め台詞の数々。 更には江戸時代の火消し文化までリスペクト?? 癖の強い動きに見得を切るポーズは『J9』? ロボットやら装備のワクワクは昭和っぽいけど、アクロバティックで流れるようやアクションは平成っぽい。 でも、そのアクションで破壊されるビルは、今時なかなかお目にかかれないようなCG丸出し…。 「背景は捨てたのかな?」と思いきや、都会から一歩郊外へ出ると、美しい景色が広がっている。 なんなん?このハチョメチャな世界観は?? 質の異なるモノが同じ画面に納まっていることに、興奮してしまいました。 いや、それらを纏め上げている、ものすごい熱量に引き込まれてしまったと言うべきでしょうか? 見終わってから「中島かずき」が、映画ファンにはゲキ×シネでお馴染みの劇団☆新感線の脚本家「中島かずき」だと知り、激しく納得! 確かにあの外連味あふれるセリフに、驚きのストーリー展開は“いのうえ歌舞伎”だわ。 そう言えば声優陣も、ちゃんと“いのうえ歌舞伎”でした。(^◇^;) 髑髏城で二役をやった松山ケンイチをはじめ、堺雅人に早乙女太一。独特なセリフ回しを難なくこなし、無茶な精神論にも有無を言わせぬ説得力が流石です。 「TRIGGER」はガイナックスから独立したスタジオとのことで、存じ上げずに失礼致しました(^^;; なるほど。昔のアニメをリスペクトしつつ、実験的なチャレンジに溢れているはずです。 デザインにしても、背景にしても、一つのスタイルを作り上げたプロフェッショナルが集まっているので、私が感じた違和感も、あながち間違ってはいなかった…と言うよりむしろ、コンセプト自体が「異なるモノ同士を掛け合わせて新たな“カッコイイ”を作る」だったのかもしれませんね。 個人的にはシャープなデザインが好きなので、 メカがいちいちボッテリしているところも斬新ww 物語がものすごく早いテンポで進むなか いくらでも膨らますことのできる要素を、惜しげも無くつぎ込んでいくので、ホント贅沢な作りです。 特にバーニングレスキューはそれぞれのキャラがたっていて、チーム戦にワクワクしました。 『ゴレンジャー』『コンバトラーV』世代のブルーキャラ推しなもので、レミー・プグーナのスピンオフを妄想中。

堺雅人残念

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:わせい2019-05-16

火を噴く人間が現れた世界 火消しの魂をもったガロ(松山ケンイチ) 火を噴く人間のリーダーリオ(早乙女太一) それぞれの個性がアニメのキャラにあってましたが、 この世界のリーダーグレイ(堺雅人)は 堺雅人でした。残念!! ストーリーは、面白かったです。 ポリゴンで表現される炎や氷がよかったです。 グレンラガンファンやキルラキルファンは必見です。 テーマソングのSuperflyもよかったです。 #プロメア