旅のおわり世界のはじまり

2019-05-21
(c)2019「旅のおわり世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO

<前田敦子主演×黒沢清監督>ウズベキスタンを舞台に、主人公が様々な出会いによって成長していく姿を描いた、目覚めの物語

テレビ番組のリポーターを務める葉子は巨大な湖に棲む“幻の怪魚”を探すため、番組クルーと共に、かつてシルクロードの中心地として栄えたこの地を訪れた。夢は、歌うこと。その情熱を胸に秘め、目の前の仕事をこなしている。収録を重ねるが、約束どおりにはいかない異国でのロケで、いらだちを募らせるスタッフ。 ある日の撮影が終わり、ひとり街に出た彼女は、聞こえてきた微かな歌声に誘われ美しい装飾の施された劇場に迷い込む。そして扉の先で、夢と現実が交差する不思議な経験をする──。彼女が、旅の果てで出会ったものとは……?

本作は、映画監督・黒沢清が、前田敦子、加瀬亮、染谷将太、柄本時生らを迎え、雄大なシルクロードを舞台に描く旅の物語だ。第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞するなど、国内外で圧倒的評価と人気を誇る黒沢監督。ホラー、サスペンス、SFからメロドラマまでさまざまなジャンルを自在に行き来する職人的手腕と、唯一無二の作家性をあわせもつ稀有な存在として、つねに世界の映画ファンを魅了してきた。日本が誇るその名匠が自ら脚本を書き下ろし、1か月におよぶオール海外ロケに挑んで本作を完成させた。
“舞台で歌う”という夢を胸に秘めたテレビリポーターの主人公が、番組クルーと取材のため異国を訪れ、その地での様々な出会いによって、新しい扉をひらき、成長していく姿を描く。
ウズベキスタンで全編ロケ撮影された本作は、美しい風景とともに、1コマごとに主人公の心の移ろいを映し出し、観客を主人公たちと一緒に異郷を旅する気分へ誘う。
さらに通訳兼コーディネーターのテムル役として、ウズベキスタンの国民的人気俳優アディズ・ラジャボフが出演。誰よりも長い日本語の台詞を、完璧に演じきっているのも見どころだ。

6月14日(金)全国ロードショー
公式サイト

キャスト

前田敦子、加瀬 亮、染谷将太、柄本時生、アディズ・ラジャボフ

スタッフ

監督・脚本:黒沢 清
配給:東京テアトル

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