泣くな赤鬼

2019-05-22
(c)2019「泣くな赤鬼」製作委員会

『とんび』の重松 清×堤 真一が贈る感動作
余命半年の元生徒と教師の再会―最後に分かり合えた絆の物語

城南工業野球部監督・小渕隆。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導から“赤鬼先生”と呼ばれていた。甲子園出場一歩手前までいきながらも夢叶わず、10年がたった今では野球への情熱は衰え、疲れた中年になっていた。ある日、かつての教え子・斎藤智之(ゴルゴ)と病院で再会する。野球の素質はあるものの、堪え性のない性格ゆえに挫折し、高校を中退した生徒だったが、結婚して家庭を築き、立派な大人に成長していた。そのゴルゴが、末期がんで余命半年であることを知らされる。
あの時、かけてやれなかった言葉、厳しくすることでしか教え子に向き合えなかったあの頃の後悔―。赤鬼は、ゴルゴのために最後に何ができるのか。今だからわかり分かり合える教師と生徒の、深く胸に染みいる感動作。

『ビタミンF』『とんび』『その日のまえに』『流星ワゴン』など多数の著書が映像化される、ベストセラー作家・重松 清。教師と生徒の関係を描き続けてきた著者が、“特に教師濃度の高い作品集”と語る、短編集『せんせい。』所収「泣くな赤鬼」待望の映画化。
主人公・赤鬼先生には、実力とその存在感で作品世界を表現する、日本を代表する俳優・堤 真一。『とんび』に続く重松 清とのコラボレーションとなる。赤鬼先生の元教え子・ゴルゴには、個性溢れる演技力とその実力でTV・映画と出演作多数の俳優・柳楽優弥。ゴルゴを献身的に支える妻・雪乃には、TV・映画と幅広く活躍する、若手注目女優・川栄李奈。さらに、麻生祐未、キムラ緑子、竜星 涼ら豪華キャストが集結。監督は、『キセキ-あの日のソビト-』で大ヒットを打ち出した、兼重 淳。

6月14日(金) 全国公開
公式サイト

キャスト

堤 真一 / 柳楽優弥
川栄李奈  竜星 涼  キムラ緑子  麻生祐未

スタッフ

原作:重松 清 『せんせい。』所収 「泣くな赤鬼」(新潮文庫刊)
監督:兼重 淳
脚本:上平 満 兼重 淳
主題歌:竹原ピストル「おーい!おーい!!」(ビクターエンタテインメント)
制作プロダクション:松竹撮影所
配給:KADOKAWA

レビュー

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残された家族の目線で観てしまいました

評価: ★★★★★ (3点) 投稿者:チャオママ2019-07-16

試写会で鑑賞。 学生時代に強豪校の運動部に所属していた人には特に突き刺さる作品なのかなと思いました。 私の父も癌で亡くなったのでどうしても残された家族の目線で観てしまいました。

生徒と監督の卒業後の交流

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:わせい2019-06-04

高校の野球部の監督とその教え子の物語 教え子のほうが先に逝く悲しみ 昔の出来事の回想と重なって・・・ 高校生の役と現在の柳楽、竜星くんのギャップがいい 川栄の演技が光ります 最後は泣けます。 #鬼泣き