ブレス あの波の向こうへ

2019-06-10
(c)2017 Screen Australia, Screenwest and Breath Productions Pty Ltd

<サイモン・ベイカー主演・初監督作品>サーフィンを通じて少年達の成長を描く、T・ウィントンによる伝説のサーフ文学を映画化!

オーストラリア西南部の小さな街。内向的な少年パイクレットは、好奇心旺盛な友人ルーニーの無鉄砲な行動に影響を受けながら、彼の後を追うように日々過ごしていた。ある日彼らは、不思議な魅力を持つ男性サンドーと出会い、サーフィンを教えてもらうことになる。暇を見つけてはサンドーと妻イーヴァが暮らす家に通い出す2人。彼らにとって、大人の女性イーヴァの謎めいた存在感も刺激となっていた。サンドーはいつしか彼らを命をも脅かす危険な波へと挑ませ、恐いもの知らずのルーニーはスリルを楽しむように果敢に挑戦するがパイクレットは…。

本作は、《第8回オーストラリア・アカデミー賞》にて作品賞を含む9部門がノミネートされるなど、高い評価を得た大ヒット青春サーフィン映画だ。原作は、日本の直木賞にあたるオーストラリアで最も栄誉あるマイルズ・フランクリン文学賞を受賞したティム・ウィントンによる自伝的小説「ブレス」。
TVドラマ「メンタリスト」(08-15)で知られ、当時、”最もセクシーなTV俳優“という称号を得るなど、甘いマスクで人気を博すだけでなく、第61回エミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、その演技力も評価されたオーストラリア出身の人気俳優サイモン・ベイカーが原作に惚れ込み、初監督・製作・脚本、そして主演も務めた渾身の一作だ。
サーフィンが重要となる本作でベイカーは「サーフィンを習得するよりも演技を学ぶ方が簡単!」と考え、演技経験のない実際のサーファー、サムソン・コールターとベン・スペンスを抜擢。また、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(17)などに出演したエリザベス・デビッキが少年たちを翻弄させる女性として登場するほか、『ムーラン・ルージュ』(01)、『M:I-2』(00)他多数の作品に出演しているベテラン俳優リチャード・ロクスバーグが主人公の父親役として脇を固める。

7/27(土)より新宿シネマカリテ他全国順次公開
公式サイト

キャスト

サイモン・ベイカー、エリザベス・デビッキ、サムソン・コールター、ベン・スペンス、リチャード・ロクスバーグ

スタッフ

原作:「ブレス」ティム・ウィントン(佐和田敬司訳/現代企画室刊)
監督:サイモン・ベイカー
脚本:ジェラルド・リー、サイモン・ベイカー、ティム・ウィントン
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影:マーデン・ディーン
2017年/オーストラリア/115分/原題:Breath/カラー/5.1ch/ビスタ/日本語字幕:小路真由子
後援:オーストラリア大使館
配給:アンプラグド

レビュー

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西オーストラリアで波に乗る

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:jupimar2019-07-22

オーストラリアのサーファー少年の青春の光と影を描いた透明感の高いドラマ。 原作はオーストラリアの人気作家ティム・ウィントンのベストセラーだそうです。ニコラス・スパークスのような作風で、ビタースイートな青春物語。