WALKING MAN

2019-08-23
(C) 2019 映画「WALKING MAN」製作委員会

日本を代表する人気ラッパーANARCHY初監督作。野村周平が極貧生活のどん底からラップ一つで這い上がる気弱なラッパー役に挑戦

主人公は、極貧の母子家庭で育ち、幼い頃から吃音症でコミュ障、さらに事故で重症の母親を抱え、思春期の妹を放っておけない気弱で心優しき不用品回収業のアルバイトで生計を立てる青年。そんな青年が、RAP音楽と出会い、最底辺の生活から抜け出すべくバカにされながらも、奮闘し成長を遂げていく鮮烈な青春物語。

日本を代表する実力ナンバー1のカリスマラッパーANARCHY(アナーキー)が初監督、人気漫画家の高橋ツトムが企画プロデュース、ドラマ「民衆の敵」などの梶原阿貴が脚本とボーダレスなチームで挑む完全オリジナル作品。
主演に、ドラマ、映画にとどまらず、ファッションやカルチャーなどエンタテイメントの枠を飛び越えボーダレスに活躍する、『ちはやふる』シリーズ、『帝一の國』、『ビブリア古書堂の事件手帖』などの野村周平を迎える。
監督自身の実体験なども盛り込まれた本作は、半実話ともいえる作品となっている。

10月11日(金)、新宿バルト9ほか全国公開
公式サイト

キャスト

野村周平 優希美青 柏原収史 伊藤ゆみ 冨樫 真 星田英利 渡辺真起子 石橋蓮司

スタッフ

監督:ANARCHY
脚本:梶原阿貴
企画・プロデュース:高橋ツトム
主題歌:ANARCHY “WALKING MAN”(1% | ONEPERCENT)
制作プロダクション:ブロードマークス
配給:エイベックス・ピクチャーズ
製作:映画「WALKING MAN」製作委員会
※高橋ツトムさんの「高」は、正しくは“はしご高”が正式表記となります。

レビュー

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日常が違って見える目線

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:Shiron!2019-10-06

『サイタマノラッパー』シリーズが大好きで、いつもラストの長回しに号泣してしまうのですが 今回はイタイ ラップではありませんww ラップと出会う事で救われる少年の物語です。 ラップに限らず、何かを表現するということは、自分自身の魂の救済に繋がると思っています。 たとえ誰にも共感されなかったとしても。 表現しようとする者の目線で見ると、身の回りの日常だって違って見える。 ミニマムな驚きや発見、それだけでも生きる糧になる。 人はパンのみに生きるにあらず。『塀の中のジュリアスシーザー』を見てから、そんな風に思うようになったのですがσ^_^; ラップに出会ってどんどん変わってゆく少年の表情が、とても魅力的でした。 辛い生活を強いられるなかで、面白シーンも結構あって、なかでも石橋蓮司さんと渡辺真起子さんとの絡みは笑えました。 期待していたラップのシーンは、ラストもさることながら、中盤の、まだ たどたどしいけれども懸命にチャレンジしていくバトルシーンが良かった。 頑張れ!頑張れ!と思わず心の中で応援していました。 エンドロールで芦澤明子さんのお名前があって驚き! とくにリズムを取りながら、日常を見つめて言葉を探していくシーンが素敵で印象に残りました。

野村君最高

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:わせい2019-10-04

うまくしゃべれない若者が 貧乏に負けずにラッパーを目指す。 本当にラッパになれるか? 日々の生活にいろいろ困難が立ちふさがる 野村君の好演が目立ちます。 園監督も絶賛でした。

アトムが歌う魂の言葉に感動

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:チャオママ2019-10-02

野村周平ファンは是非観て欲しい作品。 幼い頃から人前で話すことも笑うことも苦手な主人公アトムの世間の冷たい洗礼を受けながらも偶然にもラップと出会い自分の言葉を少しずつ紡ぎ夢へと立ち向かっていく川崎が舞台の音楽&青春映画。 ラストのアトムが歌う魂の言葉に感動。 辛い状況だからこそ夢を持つことと音楽の力を再確認。 普段ラップを聴かない人でも楽しめるしラップという音楽の魅力に気づくと思います。 上映後のトークショーで渡辺真起子さんが女性初のラッパーということを知り場内にどよめきがありました。 こんなに素敵な映画に招待してくださったアネモさんに感謝です。