ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語

2021-06-10
(c)2021 マンガプロダクションズ

サウジアラビア初の長編アニメーション映画誕生!豪華声優陣で贈る、古代アラビア半島での奇跡と戦いを描いた物語

アラビア半島を一つの脅威が席巻していた。アラビア半島を進軍してきたアブラハの軍隊が、貿易都市メッカを目指し進軍を続けているのだ。平和的な解決を望むメッカの民に、アブラハの軍隊から突きつけられた条件は、 あまりに無慈悲なものだった。アブラハは「カアバの神殿と聖なる石の破壊」「信仰を捨てること」 「奴隷になること」を要求。メッカの民は怒りに震え、戦うことを決意した。そして、アブラハと戦う志願兵の中に青年アウスがいた。
アウスは期待される兵士の一人だが、実は人には言えない過去があった。アウスの人生は盗みに入った家で陶工のジュバイルと出会うことで大きく変わった。成長してジュバイルの娘ヒンドと結婚し、息子ワハブに恵まれる。アウスは、かつての罪の贖罪と、この幸せな生活を守るため、剣を取ることを決意したのだ。メッカの軍隊のリーダー、ムサブは先手を打つため、アブラハの軍隊に代表戦を申し込んだ。アブラハは、この戦いを受け入れ、こうしてアブラハの軍隊とメッカの民の戦いは始まった。アウスの、そしてメッカの民の運命は──?

制作は、東京とサウジアラビアの首都リヤドの両都市で行われ、映画の基本構成とコンセプトを手掛けたのは、サウジアラビアのアニメ制作会社マンガプロダクションズ。プロデューサー、アーティスト、作家のチームは、アラビア半島の文化と信念を作品の中核へと反映させた。それを受け、世界に通じるハイクオリティな映像を東映アニメーションが制作した。
監督は、劇場版『名探偵コナン』シリーズ(2011年-2017年)や、『GODZILLA 怪獣惑星』などで名を知られたヒットメーカーの静野孔文。また、キャラクターデザインをゲーム「逆転裁判」シリーズで人気を集めた岩元辰郎、音楽制作を「犬夜叉」などで知られる和田薫が手掛けている。
さらに声優陣も豪華な面々が集結した。主人公のアウスの声を古谷徹が務め、敵のアブラハ役は黒田崇矢、アウスの妻のヒンド役は三石琴乃、アウスの幼馴染ズララ役に神谷浩史、中村悠一が務める。
また本作は日本語吹き替えと同時に英語字幕もついており、日本にいる外国人も楽しめるようになっている。

6月25日(金)より、東京・新宿バルト9、大阪・梅田ブルク7にて限定ロードショー
公式サイト

キャスト

古谷 徹 神谷浩史 中村悠一 中井和哉 三石琴乃 黒田崇矢

スタッフ

監督:静野孔文 脚本:冨岡淳広 音楽:和田薫 キャラクター原案:岩元辰郎
エグゼクティブプロデューサー:ブカーリ・イサム  清水慎治 スーパーバイジングプロデューサー:木戸睦 モハンマド・サラ 脚本原案:ブカーリ・イサム  クーパ・ピータ アルマダ・アムル 美術監督:渡邊洋一 宮野隆 川松由典(株式会社典樹) アソシエイトアートディレクター:モハンマド・サラ アルダフィーリ・モハンマド アーリフ・ファラ 色彩設定:糸川敬子 撮影監督:荻原猛夫 泉津井陽一 編集:吉武将人 音響監督:明田川仁 アニメーションプロデューサー:大上裕真 プロデューサー:平澤直 アソシエイトプロデューサー:安倍依里 アルジジャクリー・ヌール 安部幸枝 宣伝プロデューサー:泉谷裕
製作:マンガプロダクションズ 東映アニメーション
制作:マンガプロダクションズ 東映アニメーション 横浜アニメーションラボ アーチ
配給:東映アニメーション 配給協力:東映

【日本語吹き替え・英語字幕】
上映時間:1時間50分 音声:5.1ch スクリーンサイズ:ビスタサイズ

レビュー

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異国の映画 ネタばれ

評価: ★★★★★ (3点) 投稿者:あーちゃんっ2021-06-29

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試写会にご招待頂き、観てきました。 作画がいい!声優さんが豪華!で面白かったのですが、信仰のお話がメインのようで所々に入るお話がちょっといらないかな?と思ってしまうことがありました。 ラストもちょっと呆気ないかなと思います。 異国の映画、として楽しむのがいいと思いました。 古谷さんファンの方は古谷さんがいっぱい喋るのでオススメです。