ドキュメンタリー映画『マックイーン:モードの反逆児』ナレーションは遠藤憲一!本予告映像&シーン写真が解禁―4/5公開


前衛的なデザインと独自の美学、ずば抜けた想像力から生み出される数々のショーで世界を魅了しながらも、その成功の影で悩み苦しんだ、天才にしてファッション界の反逆児アレキサンダー・マックイーンのドラマティックな人生を、友人や家族たちとの独占インタビュー、掘り起こされたファッションアーカイブ、そして友人でもあったマイケル・ナイマンによる極上の音楽を通して称賛を込めながら描き出した『マックイーン:モードの反逆児』が、4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開となる。

この度、俳優の遠藤憲一さんがナレーションを務めた本予告映像とシーン写真2点が解禁。予告のナレーションをした遠藤憲一さんは「モード界で常に話題の人物だったので、どのような劇的な人生を送ったか興味があった」とマックイーンについて語っている。

予告映像はロンドンの労働者階級出身で、日々の食費にも困っていた青年が、23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビューするところから始まる。次々と開かれたセンセーショナルなショーは大絶賛とバッシングで真っ二つに分かれるが、結果的に彼の名前〈アレキサンダー・マックイーン〉がたちまち世に広まるきっかけとなり、弱冠27歳で〈ジバンシィ〉のデザイナーに抜擢されて世界を驚かせることに―。その後映し出されるのは股上わずか数センチ、ヒップが半分はみ出す斬新なデザインが当時のファッション業界にセンセーショナルなニュースを巻き起こした“バムスターパンツ”を着用したモデルが登場するコレクションや、ロンドンでは一般の人が近づけないほどの危険区域で行われた人を野獣に見立てた過激なコレクションなど、未だに伝説として語り継がれる有名なショーの数々。シャロン・ストーンのためにNYへ洋服を届けるような華やかな成功者としての生活を送る一方で、当時スキャンダルのために業界から非難されていたケイト・モスの美しい姿をショーの中のホログラムで幻想的に映し出すことで彼女を擁護、その想いを繊細に語るシーンなどが映し出されている。

解禁となったシーン写真は2点。バックステージで友人のケイト・モスとはしゃぐ姿と、最愛の母親との2ショットのシーンを収めたものとなっている。いったい彼はどんな人物で、いかにして現代のおとぎ話のような成功を果たし、なぜ燃え尽きてしまったのか――?

自身のブランドのショーの過激さから〈モードの反逆児〉と名付けられると同時に、デヴィッド・ボウイやレディー・ガガの衣装やビョークのミュージックビデオの監督、プーマやティム・バートンとのコラボなどラブコールは後を絶たず、34歳で大英帝国勲章を授与された輝かしいはずの彼の人生はなぜ終止符を打つことになってしまったのか?天職と出会った幸福と、命まで捧げた理由に迫る、どんなドラマよりも劇的でエモーショナルなドキュメンタリーが誕生した。

アレキサンダー・マックイーン
本名は、リー・アレキサンダー・マックイーン(Lee Alexander McQueen)。1969年ロンドン生まれ。自身の名を冠した「アレキサンダー・マックイーン」はイギリスを代表するファッションブランドとなり、2011年にはキャサリン妃が結婚式に選んだウエディングドレスとして話題をさらった。前衛的なデザイン、人間の光と闇を映し出す独自の美学、エッジのきいたセンスとエレガントなラインが絶妙なバランスで融合するコレクションは、ビョーク、レディー・ガガ、リアーナなどのオンリーワンを求めるアーティストから愛されていたほか、ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを4度にわたって受賞した。2010年、母親をロンドン・ファッションウィークの数日前に亡くす。そして母の葬儀の前日である2月11日朝、自宅で亡くなっているのを、家政婦が発見。40年という短い生涯を終える。

作品タイトル:『マックイーン:モードの反逆児』
マックイーン:モードの反逆児
出演:リー・アレキサンダー・マックイーン、イザベラ・ブロウ、トム・フォードほか
監督・脚本:ピーター・エテッドギー『オネーギンの恋文』(脚本)
監督・製作:イアン・ボノート『エッジ・オブ・スピード』
音楽:マイケル・ナイマン『ピアノ・レッスン』『ことの終わり』
上映時間:111分
配給:キノフィルムズ

コピーライト:(c) Salon Galahad Ltd 2018

4/5(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

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