罪なき少女を犠牲にしてまでも、テロリストを攻撃するべきか?
正義とモラルを問う強烈なラスト!
ナイロビ上空6000mを飛ぶ【空からの目<無人偵察機ドローン>】を使い、イギリス軍の諜報機関のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、国防相のベンソン中将(アラン・リックマン)と協力して、英米合同軍事作戦を遠く離れたロンドンから指揮している。凶悪なテロリストたちが大規模な自爆テロを実行しようとしていることをつきとめ、アメリカ・ネバダ州の米軍基地にいるドローン・パイロットのスティーブ(アーロン・ポール)に攻撃の指令を出すが、殺傷圏内に幼い少女がいることがわかる。キャサリンは、少女を犠牲にしてでもテロリスト殺害を優先しようとするが――。
今、世界中で起こっている戦争は、遠く離れた会議室で行われている――。ドローンが映し出す戦場は、“安全な”場所にいる全員のパソコンへリアルタイムで送られる。様々な関係者が干渉しながら戦争をする――そんな、現代の戦争の闇を巧みに描き、何が正義かを突きつけ同時にモラルも問う衝撃の軍事サスペンス『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』がついに日本に上陸する。
12月より、TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー!
公式サイト
配給:ファントム・フィルム
キャスト
ヘレン・ミレン(『クイーン』)、アーロン・ポール(「ブレイキング・バッド」)、アラン・リックマン(『ハリー・ポッター』シリーズ)
スタッフ
監督:ギャヴィン・フッド(『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』)
プロデューサー:コリン・ファース(『キングスマン』)、デヴィッド・ランカスター(「セッション」)
レビュー
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軍事と政治の葛藤が面白い
評価:
★★★★★ (5点)
投稿者:わせい2016-12-02
対テロの戦争を描いた作品でドローンによるテロ組織との戦いを描いています。
女性指揮官のかっこよさがいいです。
それに引き替え、イギリス政府の優柔不断さが滑稽です。
1人の少女を見殺しにするか自爆テロを未然に防ぐかの決断の駆け引きがこの物語の主題です。
ラストに政府の女性が将軍に言った言葉に対する将軍の言葉が印象的でした。
もし、日本政府だったら???
公開が楽しみです。
緊張感満点
ネタばれ
評価:
★★★★★ (4点)
投稿者:カオリンリン2016-11-25
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『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』ハイテク兵器が横行する現代戦争の問題点を暴く物語です。
新型スパイドローンの技術はとても凄くて驚嘆しました。ラストにベンソン中将のセリフがとても考えさせられました。