レビュー
堤ワールド
堤監督ワールドが細かくちりばめられてるので色んなところをチェックしながらもう一度見たいとおもいました。昭和感の推理ミステリーがたまらなく良いです!
「絶対舌感」という特殊能力を持つ男・朝永蘭丸(向井理)は、唯一、口内細菌を気にすることなくキスできる相手に失恋し、傷心の旅の途中、行き倒れてしまう。気がつくと、そこは怪しげな鬼灯(ルビ:ほおずき)村。人工呼吸された時、その口内の細菌になぜか不快感のなかった女医・りん(木村多江)に興味をもった蘭丸は、伝説の三助として語り継がれる「大津のヘースケ」の孫であることを生かして、村の温泉で働くことにする。甕棺墓光(木村文乃)と宮沢寛治(佐藤二朗)が蘭丸を追って村にやって来た頃、村の空気は次第に不穏さを増していく。鬼灯村は玄武岩が多い土地柄で良い成分の水が沸く。その為、住民たちは温泉で村おこしをしようと試みていたものの、最近、黒水が出て対処に追われる上に、不吉な鬼火が目撃され、さらには秘かに語り継がれていた「子殺しの温泉」という曰くつきの悪評が明るみに出て、問題てんこもり。村が大騒ぎになっていた頃、大陥没地帯で遺体が発見された!殺されたのはりんと恋仲だと噂されていた卜真(うらない・まこと)だったことから、たちまちりんに疑惑の目が向けられる。りんは事件と関係しているのか?不吉なことが次々と起る理由は一体……?そして、りんを責めるように老婆たちが集まって歌い踊る妖しい「かごめかごめ」に隠された謎とは……? 蘭丸の舌が、封印された村の秘密を明るみにする!
「TRICK」シリーズや、「SPEC」シリーズなど、数々の名作を生み続ける堤幸彦監督によって、20年温められてきた温泉ギャグミステリーが映画化しました!愛を求めて数々の秘湯を旅する男が、行く先々で出くわす事件をその特殊能力で鮮やかに解決する物語。2時間サスペンスドラマ、横溝正史の金田一耕助シリーズのオマージュをはじめ、パロディ・ギャグを随所に散りばめた、最強の温泉ギャグミステリーがこの冬遂にスクリーンに登場します!
向井 理、木村文乃、佐藤二朗、木村多江、市原隼人、財前直見、黒谷友香ほか
原案・監督:堤幸彦 脚本:櫻井武晴 音楽:荻野清子
堤監督ワールドが細かくちりばめられてるので色んなところをチェックしながらもう一度見たいとおもいました。昭和感の推理ミステリーがたまらなく良いです!