おクジラさま ふたつの正義の物語

2017-06-07
「おクジラさま」プロジェクトチーム

小さな町に押し寄せた、クジラを巡る大きな衝突。
『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』の佐々木芽生監督による最新ドキュメンタリー映画。

紀伊半島南端に近い、和歌山県太地町。追い込み漁を糾弾した映画『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞して以来、この小さな漁師町は世界的論争に巻き込まれた。「くじらの町」として400年の歴史を持つ「誇り」は、シーシェパードを中心とした世界中の活動家たちから集中非難の的となる。ヒートアップする対立が沸点に達しようという2010年秋、佐々木は太地町を訪れる・・・。

【introduction】
2015年TOKYO DOCS最優秀企画賞受賞
2016年釜山国際映画祭コンペティション部門正式招待作品

本作は、2010年公開、東京で25週間のロングランヒットを記録したドキュメンタリー映画『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』の佐々木芽生(ささき めぐみ)監督が、6年の制作期間をかけて、半世紀以上続く「捕鯨論争」に新たな光をあてた最新ドキュメンタリー映画。
マスメディアが報じてきた二項対立 ― 捕鯨を守りたい日本人とそれを許さない外国人 ― という単純な図式ではなく、カメラは賛否に縛られない多種多様な意見を捉えていく。
歴史・宗教・イデオロギー、自分と相容れない他者との共存は果たして可能なのか?今まさに、世界が直面している「ダイバーシティの危機」を克服するヒントがこの映画にはある。

9月よりユーロスペースにて全国順次公開
公式サイト

キャスト

  

スタッフ

監督:佐々木芽生
原題:A WHALE OF A TALE/2017年/ 日本・アメリカ/ 97分/ HD / 16:9
制作:FINE LINE MEDIA JAPAN
制作協力:ジェンコ、ミュート、朝日新聞社
協賛:アバンティ、オデッセイコミュニケーションズ
配給:エレファントハウス

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