レビュー
凄く濃い母の??
実話なんて驚きの「凄?く濃い母の愛」。可愛かったシャーロット・ゲーンズブールがモーレツ肝っ玉かあさんに!時の流れを感じます。。が、それも味わい深い!
破天荒でパワフルなシングルマザーのニーナは、息子のロマンが将来フランス軍で活躍し勲章を受け大使となり、作家としても成功すると頑なに信じ、その才能を引き出すことに命を賭けていた。母の強すぎる期待と愛情を一心に受けて育ったロマンは、その溺愛の重圧にあえぎながらも、母の途方もない夢を叶えると幼心に決めていた。ニーナは、学生寮にも頻繁に電話をかけ檄を飛ばし、自由フランス軍に身を投じ病に倒れ生死の境目を漂うロマンの下へも、激励の手紙を送り続けた。ついにロマンはパイロットとして活躍し、同時に念願の小説が出版されることに。しかし相変わらず届き続けるニーナの手紙には、なぜか息子の作家デビューを喜ぶ様子はなく―。
フランス有名作家ロマン・ガリのベストセラー自伝小説をシャルロット・ゲンズブール×ピエール・ニネ豪華共演で映画化。監督は『赤と黒の接吻』『蛇男』のエリック・バルビエ。ジュールス・ダッシン監督によるフランス映画『夜明けの約束』(1970)に次ぐ47年ぶり、2度目の同名原作の映画化となる。
ピエール・ニネ シャルロット・ゲンズブール ディディエ・ブルドン ジャン=ピエール・ダルッサン キャサリン・マコーマック フィネガン・オールドフィールド
監督・脚本:エリック・バルビエ
共同脚本:マリー・エイナール
製作:エリック・ジュエルマン、フィリップ・ルスレ
撮影:グリン・スピーカート
編集:ジェニファー・オージェ
2017年/フランス=ベルギー/フランス語、ポーランド語、スペイン語、英語/131分/シネスコ/DCP/5.1ch/R15+
原題:La promesse de l‘aube
原作:ロマン・ガリ『夜明けの約束』(共和国)
配給:松竹
実話なんて驚きの「凄?く濃い母の愛」。可愛かったシャーロット・ゲーンズブールがモーレツ肝っ玉かあさんに!時の流れを感じます。。が、それも味わい深い!