ファイブ・デビルズ

2022-09-30
(C)2021 F Comme Film - Trois Brigands Productions - Le Pacte - Wild Bunch International - Auvergne-Rhône- Alpes Cinéma - Division

第75回カンヌ国際映画祭 監督週間正式出品 クィア・パルム選出
『パリ13区』脚本の新鋭レア・ミシウス監督最新作

嗅覚に不思議な力をもつ少女はこっそり母の香りを集めている。そんな彼女の前に突然、謎の叔母が現れたことをきっかけに彼女のさらなる香りの能力が目覚め、自分が生まれる前の、母と叔母の封じられた記憶にタイムリープしていく。やがてそれは、家族の運命を変える予期せぬ結末へと向かっていく――。

セリーヌ・シアマ、ジュリア・デュクルノーに続く才能、今フランスで最も期待される『パリ13区』脚本の新鋭レア・ミシウス監督。アルノー・デプレシャン、ジャック・オディアールなどフランスの巨匠監督たちの脚本を手掛けてきたミシウスの監督最新作で、日本劇場初公開となる本作は<香りの能力でタイムリープする少女とその家族>の物語。主演は『アデル、ブルーは熱い色』で世界を魅了したアデル・エグザルコプロス。

11月18日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
公式サイト

キャスト

アデル・エグザルコプロス、サリー・ドラメ、スワラ・エマティ、ムスタファ・ムベング、ダフネ・パタキア、パトリック・ブシテー

スタッフ

監督:レア・ミシウス『パリ13区』
脚本:レア・ミシウス、ポール・ギローム
2021年/フランス/仏語/96分/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:Les cinq diables/英題:The Five Devils/日本語字幕:横井和子
配給:ロングライド

レビュー

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母性という毒性

評価: ★★★★★ (3点) 投稿者:tomoboop2022-11-09

「匂いで、ふと過去を思い出す」の過激バージョン。スリラー、SF?、恋愛、人間ドラマと盛り沢山で、ちょっと難しいけれど楽しめました。舞台となる山間の美しい街がミステリアスなストーリーにピッタリで素敵でした。