雄獅少年/ライオン少年

2023-04-20
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<2021年中国大ヒット&作品満足度NO.1>世界クオリティのCGアニメで描く獅子舞バトル・アクション・エンターテインメント

出稼ぎ両親の帰りを待つ貧しい少年チュンは、ある日、華麗な獅子舞バトルで屈強な男を倒した同じ名前の少女チュンから、獅子頭を譲り受けた。チュンは、お調子者のマオと食いしん坊のワン公を誘い、獅子舞バトル競技大会出場を決意。飲んだくれの元獅子舞選手チアンに無理やり弟子入りする。チアンの妻アジェンの励ましを受け三人は猛特訓を続けるが、大会目前でチュンの父が大けがをして帰郷した。家族のため、大都市に出稼ぎに行くチュン。過酷な労働が続き、仲間との夢をも諦めそうになったチュンの前に、再びあの少女が現れた――。

本作は、格差社会の底辺でもがく少年の成長を熱い獅子舞バトルを通して描いた衝撃作。中国発・世界のCGアニメーションの常識を覆したクオリティー、魂が震えるクライマックスを体感できる1本だ。
日本語吹替版には、困難を乗り越え成長する主人公・チュンに花江夏樹、チュンを獅子舞に目覚めさせた同名のヒロイン・チュンに桜田ひより、共に大会を目指す仲間、マオとワン公に山口勝平、落合福嗣、師匠・チアンに山寺宏一、その妻アジェンに甲斐田裕子ら豪華声優陣が結集。主題歌はのんの新曲「この日々よ歌になれ」。

5月26日(金)全国公開
公式サイト

キャスト

日本語吹き替え版声優:花江夏樹 桜田ひより 山口勝平 落合福嗣 山寺宏一 甲斐田裕子

スタッフ

監督:孫海鵬(ソン・ハイポン) エグゼクティブ・プロデューサー:張苗(チャン・ミャオ)
原題:雄獅少年 英題:I Am What I Am
2021年 / 中国語音声 / 日本語字幕
提供:北京精彩、泰閣映畫、面白映画、Open Culture Entertainment、ギャガ
配給:ギャガ、泰閣映畫、面白映画、Open Culture Entertainment

レビュー

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風景が語る光の演出!

評価: ★★★★★ (5点) 投稿者:Shiron!2023-05-22

正直ここまで感動するとは思っていませんでした。 クライマックスで思わず手を組んで祈ってる自分に驚き。 『羅小黒戦記』『白蛇』が良かったので期待してはいましたが、予想を遥かに超える興奮でした。 とにかく光が美しい。 予告編を見ただけでもハッキリわかると思いますが、全編通して光の演出が素晴らしい。 昼間の光、夕暮れの光、月光に朝焼け。 暖かい春の日差しに、明るい夏の日差しもきちんと描き分けられているので、空気ごと感じられます。 風や雨の描写も素晴らしく、風に巻き上げられる花や草がエモーショナル! 窓ガラスの水滴も良い芝居してますし、 スローモーションの水滴の美しさには息を呑みました。 そして都会の曇天…。 風景が雄弁に語ります。 主人公の思いが爆発するシーンの雲! 最高潮の瞬間を景色に語らせるセンスに痺れます! 民間芸能である獅子舞は、主人公にとって諦めずに強く生きることの象徴であると同時に、故郷の象徴でもある。 遠く離れて辛い生活を送っていても、太鼓の音を感じて獅子のように気高く生きる。 いちいち風景を印象づけていたのは、このテーマを際立たせる為だったのか! スピーディーでダイナミックなアクションとユーモラスなシーンも最高でした。 自転車の追いかけっこはジャッキー世代にはツボですし、特訓シーンもたまらん。 シーンごとに様々なジャンルの音楽が使われているのですが、チラシと必殺技は大爆笑でした。演出もカッコ良くて笑いが増すww 藤本タツキ先生も『さよなら絵梨』でおっしゃってますが、ファンタジーをひとつまみ。やっぱこれに尽きます! クライマックスの高揚感!美しい!! あとスポ根展開では、ちばあきお先生の『キャプテン』を思い出して、勝手にテンション上がってました。笑 エンドロールで席を立ってはいけないタイプですのでご注意ください。 エンディングテーマも歌詞が良くてグッときましたが、日本語吹替版の主題歌はのんさんが歌うのですね。 ずいぶんと印象が違うかも?

凄い映像

評価: ★★★★★ (4点) 投稿者:tomoboop2023-05-17

カンフーの様な獅子舞バトル!懐かしの黄飛鴻シリーズみたいな雰囲気。 素晴らしい映像と、テンポの良い王道ストーリー展開で楽しめました。神話の様ではなく、ちょうど良い感じで現実味がある所も良かったです。