フォルトゥナの瞳

2018-11-29
(C)2019「フォルトゥナの瞳」製作委員会

神木隆之介×有村架純×百田尚樹原作
大切な人の“死の運命”が見えた時、あなたはどうしますか―

幼少期に飛行機事故で家族を失った【木山慎一郎】(神木隆之介)は、友人も恋人もなくただ仕事のみに生きてきた。しかしある日、「死を目前にした人間が透けて見える能力」―フォルトゥナの瞳―を持っていることに気づき、生活が一変してしまう。
自分はなぜこんな力を持ってしまったのか―苦悩する日々の中、偶然入った携帯ショップで【桐生葵】(有村架純)という女性に出会う。明るく、自分に対し夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれていき、孤独だった慎一郎の人生に初めて彩りが生まれる。互いに惹かれ合い幸せな日々を過ごす2人。しかしそれもつかの間、突然葵の身体が透け始めてしまう・・・

「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」の百田尚樹による小説『フォルトゥナの瞳』が、心震える珠玉の“ファンタジーラブストーリー”として実写映画化!名作と呼ばれる本作の映画化を手掛けるのは、青春映画の名匠・三木孝浩。ヒットを記録した『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)以来の、ファンタジーの雰囲気が漂う切なくも美しいラブストーリーを描く。
「死を目前にした人間が透けて見える」という不思議な能力“フォルトゥナの瞳”を持ち、最愛の女性の“死の運命”を知ってしまう青年【慎一郎】を演じるのは、本作が初の本格ラブストーリーとなる神木隆之介。そして、慎一郎と未来を誓い合いながらも死の運命に導かれていく女性【葵】を演じるのは有村架純。ふたりは4度目の共演にして、初の恋人役を演じる。

2019年2月15日(金)全国東宝系にて公開
公式サイト

キャスト

神木隆之介 有村架純
志尊 淳 DAIGO 松井愛莉 / 北村有起哉
斉藤由貴 時任三郎

スタッフ

監督:三木孝浩
原作:百田尚樹『フォルトゥナの瞳』(新潮文庫刊)
脚本:坂口理子、三木孝浩
音楽:林ゆうき
配給:東宝

レビュー

この作品のレビューを投稿する
「みんなの映画レビュー」に投稿いただくには、アネモのメンバーになる必要があります。投稿いただいた内容は、一旦、編集部にて目を通した上で掲載させていただきます。詳しくは『みんなの映画レビュー利用規程』をご確認ください。

某国が消滅した朝鮮半島 ネタばれ

評価:★★★★ (1点) 投稿者:アネモニックネーム2019-02-10

※このレビューには作品の内容についての記述(ネタばれ)が含まれています。本文を見る場合はクリックしてください。

 フォルトゥナの瞳を持つのは木山慎一郎だけ?  それではラブ・ストーリーになりません。  本映画公式サイトの予告編映像(これ自体はネタバレになりません)の中のセリフ  「生き残って。絶対。葵を守るから。(木山慎一郎のセリフ)」  「私はこの運命を受け入れるから、あなたは生きて。(桐生葵のセリフ)」 を突き合せれば、本編を鑑賞する前から凡その検討が付きます。  加えて、「航空機の墜落現場と思しき場所で向かい合う2人の姿(予告編映像)」を予め観た上で、本編鑑賞時に桐生葵の不自然な言動を見れば、確信します。  その上で「発煙筒を片手に鉄道のレール上を進む木山慎一郎(予告編映像)」を思い出せば、ストーリー半ばにして「何が起きるか」読み切れます。  「そりゃあそうだろうな!」と思いながら「ラストのネタバラシ」を観ていました。  これがなければ「示唆に富んだ作品」として楽しめたことと思いますが、「ラストのネタバラシ」で「全てが台無し」です。  「某国が消滅した朝鮮半島(百済ない・クダラナイ!)」ですよ。これでは。  尚、「フォルトゥナの瞳を持つ」人物は他にもいます。木山慎一郎に自ら告げますが。これだけでも「フォルトゥナの瞳を持つ人物は木山慎一郎1人ではない」旨、十分に示唆しています。