レビュー
ラストシーンに感動!!
病気の妻をもつ仕立て屋の愛の話です。 仕立て屋夫婦の愛や客とのやり取りなどが注目です。 ラストシーンは泣けます。 ムスリムの戒律は??
モロッコ、海沿いの街、サレ。旧市街の路地裏で、ミナ(ルブナ・アザバル)とハリム(サーレフ・バクリ)の夫婦は母から娘へと世代を超えて受け継がれる、カフタンドレスの仕立て屋を営んでいる。伝統を守る仕事を愛しながら、自分自身は伝統からはじかれた存在と苦悩するハリム。そんな夫を誰よりも理解し支えてきたミナは、病に侵され余命わずである。そこにユーセフ(アイユーブ・ミシウィ)という若い職人が現れ、誰にも言えない孤独を抱えていた3人は、青いカフタン作りを通じて絆を深めていく。そして刻一刻とミナの最期の時が迫るなか、夫婦は“ある決断”をする―。
愛したい人を愛し自分らしく生きる― この美しい愛の物語は、世界中を涙で包み込み、2022年カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞を受賞。さらに、米アカデミー賞(R)モロッコ代表として国際長編映画賞のショートリストにも選出され、高い評価を受けた。主演は『モロッコ、彼女たちの朝』(19)で、最愛の夫の死に沈むアブラを演じたルブナ・アザバル。
ルブナ・アザバル サーレフ・バクリ アイユーブ・ミシウィ
監督・脚本:マリヤム・トゥザニ
2022年/フランス、モロッコ、ベルギー、デンマーク/アラビア語/122分/ビスタ/カラー/5.1ch/英題:THE BLUE CAFTAN/字幕翻訳:原田りえ
提供:WOWOW、ロングライド
配給:ロングライド
病気の妻をもつ仕立て屋の愛の話です。 仕立て屋夫婦の愛や客とのやり取りなどが注目です。 ラストシーンは泣けます。 ムスリムの戒律は??