加藤拓也監督『ほつれる』揺れる想いを抱える綿子(門脇麦)がたどり着いた答えとは?特報映像&新場面写真解禁!

ほつれる

演劇界で注目を集める演出家・加藤拓也が監督し、門脇麦が主演を務める映画『ほつれる』(9月8日(金)公開)の特報(30秒)と新場面写真が解禁された。

綿子と夫・文則の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき木村は綿子の目の前で事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。心の支えとなっていた木村の死を受け入れることができないまま変わらない日常を過ごす綿子は、揺れ動く心を抱え、木村との思い出の地をたどる…。過去を振り返るうち、綿子は夫や周囲の人々、そして自分自身と、ゆっくりと向き合っていくことになる。

人はどれほど、自らの抱える問題に正面から向き合うことができているのか。目をそらしていた問題と向き合おうとするとき、人はどんな表情をしているのか。目をそらしていた現実を突きつけられ、苦しみながらもゆっくりと答えへと向かう綿子の歩みが観る者の心を掴む。

主人公・綿子を演じる門脇は、全シーンを通してカメラが捉える綿子の揺れる心の機微を、繊細な佇まいで演じ上げる。夫・文則には、舞台・映画・ドラマとマルチに活躍する田村健太郎。さらに、その存在が大きな転回点となる木村を染谷将太、綿子の親友を黒木華が演じ、絡みあう深甚な人間模様を描き出す。

本作を監督する加藤は、「もはやしずか」「ザ・ウェルキン」で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞、「ドードーが落下する」で第67回岸田國士戯曲賞を受賞。「平成物語」(18/CX)、「俺のスカート、どこ行った?」(19/NTV)、「きれいのくに」(21/NHK)など話題のテレビドラマの脚本も手掛ける。そして本作は、昨年公開された初長編映画『わたし達はおとな』を経て臨んだオリジナル脚本・長編監督映画2作目。ある出来事をきっかけに、夫や周囲の人々、そして自分自身とゆっくりと向き合っていくひとりの女性の姿を捉える。

さらに音楽を、『ドライブ・マイ・カー』で第16回アジア・フィルム・アワード最優秀音楽賞を受賞し、海外フェスティバルへの参加や、海外レーベルからの作品リリースなど多岐にわたる活躍をみせる音楽家・石橋英子が担当する。

解禁された特報映像は、電話の通話中、交通事故を目撃し吃驚の表情を見せる綿子(門脇麦)の姿から始まる。事故死をした木村(染谷将太)は、すれ違いの続く夫との関係を忘れさせてくれる唯一の存在だった。失った恋人と通じ合えない夫・文則(田村健太郎)との間で揺れ動く綿子の複雑な心境が、幸せな時間を共に過ごした想い出と、表層的な美しい生活風景の中で瑞々しい映像で綴られる。

あわせて解禁された新場面写真には、曇りガラスの窓から見えないものに思いを馳せる表情の綿子や、木村との幸せな時間、すれ違う夫・文則と心あらずな表情を見せる綿子が写る。

果たして、綿子がたどりついた答えとは。『ほつれる』は9月8日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開。

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ストーリー
綿子と夫・文則の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき木村は綿子の目の前で事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。心の支えとなっていた木村の死を受け入れることができないまま、変わらない日常を過ごす綿子。揺れ動く心を抱え、木村との思い出の地をたどる…。

作品タイトル:『ほつれる』
出演:門脇麦 田村健太郎 黒木華
古舘寛治 安藤聖 佐藤ケイ 秋元龍太朗 金子岳憲 安川まり
染谷将太
監督・脚本:加藤拓也
音楽:石橋英子
製作:『ほつれる』製作委員会
製作幹事:メ~テレ ビターズ・エンド
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
制作プロダクション:フィルムメイカーズ
配給:ビターズ・エンド

公式サイト:https://bitters.co.jp/hotsureru/
公式Twitter:https://twitter.com/hotsureru_movie
公式facebook:https://www.facebook.com/hotsurerumovie
コピーライト:(C)2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINÉMAS

9月8日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開

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