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anemoメンバーに登録して、映画レビューを投稿しよう!メンバー登録(無料)はこちら 》20世紀初頭、ベル・エポック期のフランス。白人芸人フティットと黒人芸人ショコラによるかつてないコンビがサーカスで人気を集めていた。ふたりはパリの名門ヌーヴォー・シルクの専属となり、さらなる人気を得て一世を風靡するが、人種差別の根は深く、ショコラはその苦しみから逃れるように酒とギャンブルに溺れていく―。
奴隷の子として生まれ育ちながら、フランス史上初の黒人芸人としてスターに登りつめたショコラと、彼を支え続けた相方のフティット。映画の祖・リュミエール兄弟の映画にも出演した伝説の芸人コンビの人生を描いた感動の実話が初の映画化!
ショコラを演じるのは、大ヒット作『最強のふたり』で黒人として初めてセザール賞最優秀主演男優賞を受賞したオマール・シー。誰よりもショコラの才能を信じた相方フティットを、チャップリンの実孫であるジェームス・ティエレが演じ、チャップリンさながらの圧巻のパフォーマンスを披露。そのほか、周囲の偏見の目にさらされながらも最期までショコラを愛しぬいた妻マリー役のクロチルド・エム(『黒いスーツを着た男』)、ショコラとフティットの才能に惹かれ彼らを引きぬくヌーヴォー・シルクの座長を演じるオリヴィエ・グルメ(『息子のまなざし』)らフランス映画界の実力派が脇を固める。
本国フランスでは『最強のふたり』を超えるコンビものの感動作として大きな話題となり、フランス芸能史から忘れ去られた存在だったショコラが再び脚光を浴びるきっかけとなった。
ショコラ没後100年を迎える2017年、映画となって甦ったショコラとフティットのコンビ愛が日本をあたたかく包みこみ、人びとの心に深く刻まれることだろう。
オマール・シー、ジェームス・ティエレ、クロティルド・エスム、オリヴィエ・グルメ
監督:ロシュディ・ゼム
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