ポリーナ、私を踊る

2017-09-15
2016 Everybody on Deck - TF1 Droits Audiovisuels - UCG Images - France 2 Cinema

第73回ヴェネチア国際映画祭正式出品作品
夢の先のステージは、わたしだけのもの―。ダンスを人生の道標とした少女の、輝く成長物語。

ボリショイ・バレエ団のバレリーナを目指すロシア人の女の子ポリーナ(アナスタシア・シェフツォワ)は、厳格な恩師ボジンスキー(アレクセイ・グシュコフ)のもとで幼少の頃から鍛えられ、将来有望なバレリーナへと成長していく。
かの有名なボリショイ・バレエ団への入団を目前にしたある日、コンテンポラリーダンスと出会い、全てを投げ打ってフランスのコンテンポラリーダンスカンパニー行きを決める。新天地で新たに挑戦するなか、練習中に足に怪我を負い彼女が描く夢が狂い始めていく。ダンスを通して喜びや悲しみ、成功と挫折を味わい成長していく少女。彼女が見つけた自分らしい生き方とは…。

【introduction】
BD書店賞、ACBD批評グランプリを受賞したバスティアン・ヴィヴェスによる話題のフランス・グラフィックノベルを映像化

フランス漫画界期待の新星バスティアン・ヴィヴェス原作の世界観を失うことなく、一人の天才バレエ少女が、数奇な運命に翻弄されながらも、成長していく姿をアーティスティックな意欲作として描いた本作。主人公のポリーナには、本作で映画デビューを飾るアナスタシア・シェフツォワを抜擢。バレエカンパニーに所属する実力派ダンサーの彼女は、劇中のすべてのダンスに挑戦し、ポリーナの内面を見事に体現している。
さらに、作品に深みを与えているのは、コンテンポラリーダンスカンパニーの振付家を演じた名女優ジュリエット・ビノシュ。そのほか、パリ・オペラ座エトワールを務めたジェレミー・ベランガールやフランスの若手人気俳優ニールス・シュナイダーらの華麗なダンスシークエンスも見逃せない。
監督は幅広いジャンルを手掛けているヴァレリー・ミュラーと、バレエダンサーでありコンテンポラリーダンスの振付家としても世界的に活躍するアンジュラン・プレルジョカージュが共同で担当。才能あふれるコラボにより、さらなるリアリティと躍動感を追求した美しい作品が完成した。
数々の出会いと別れ、成功と挫折を味わいながら、それでも自分らしく生きるポリーナ。心揺さぶるダンスもファンのみならず必見。

第73回ヴェネチア国際映画祭正式出品作品
フランス映画祭2017公式上映作品

10月28日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、 ヒューマントラストシネマ渋谷 ほか全国ロードショー
公式サイト

キャスト

アナスタシア・シェフツォワ、ニールス・シュナイダー、ジェレミー・ベランガール、アレクセイ・グシュコフ、ジュリエット・ビノシュ

スタッフ

監督:ヴァレリー・ミュラー&アンジュラン・プレルジョカージュ
脚本:ヴァレリー・ミュラー
原作:バスティアン・ヴィヴェス「ポリーナ」(原正人訳、小学館集英社プロダクション刊)
配給:ポニーキャニオン
2016年/フランス/フランス語、ロシア語/108分/カラー/5.1ch/PG12/字幕:古田由紀子/
原題:POLINA, DANSER SA VIE

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