女の一生

2017-11-07
TS PRODUCTIONS (PHOTO MICHAEL CROTTO)-AFFICHE NUITDECHINE

『母の見終い』のステファヌ・ブリゼ監督最新作!
ヴェネツィア国際映画祭2016 国際批評家連盟賞受賞
2016年ルイ・デリュック賞受賞

修道院の寄宿学校から家に戻った男爵家の一人娘ジャンヌは、清純な17歳の乙女。親の勧める子爵ジュリアンと結婚し、希望に胸踊らせ人生を歩みだしたかに見えたジャンヌだったが、やがて信じ難い夫の不貞を知る。
それを機に、ジャンヌの人生に対する夢は、次々と打ち砕かれていく――。

【introduction】
フランスの文豪モーパッサン不朽の名作を映画化
この上なく美しく、繊細に人生の四季を描く世界文学の傑作が新たな映像表現で蘇る―

1883年に刊行され、何度も映像化されてきたフランスの文豪、モーパッサンの不朽の名作『女の一生』が、再び映像化。ヴェネツィア映画祭2016国際批評家連盟賞受賞/2016年ルイ・デリュック賞受賞し大きな話題となった本作。 修道院の寄宿学校から戻った男爵家の一人娘ジャンヌは、子爵ジュリアンと結婚するが、やがて信じ難い夫の不貞を知る。それを機に、ジャンヌの人生に対する夢は、次々と打ち砕かれていく―。滑稽なほど人間臭く、また、現代社会をも賑わせる“不倫”についても、どれほど多くの人が“道ならぬ恋”に陥るか、その代償の大きさも含め、古典という言葉のイメージを覆す過激な展開をみせる本作は、古典文学の格調高さと普遍性、予想を超えた劇的な展開で、時代・国を超え人々を魅了し続けている。
本作で監督・脚本を務めたのは、『母の身終い』(12)、『ティエリー・トグルドーの憂鬱』(15)など、逆境に置かれた人間の静かなる闘いを、リアリズムに徹しながらそこに詩情を流し込んで描く手腕が高く評価されてきたステファヌ・ブリゼ。 主人公のジャンヌを演じたのは、『カミーユ、恋はふたたび』(12)でセザール賞助演女優賞にノミネートされ、本作でセザール賞主演女優賞にノミネートされたジュディット・シュムラ。ジャンヌの父親役には、『キリマンジャロの雪』(11)の名優ジャン=ピエール・ダルッサン、母には『セラフィーヌの庭』(08)のヨランド・モローと、実力派ベテラン勢が存在感を発揮している。

12月9日(土)より、岩波ホールほか全国順次公開
公式サイト

キャスト

ジュディット・シュムラ/ジャン=ピエール・ダルッサン/ヨランド・モロー

スタッフ

監督:ステファヌ・ブリゼ (『母の身終い』)
原作:ギィ・ド・モーパッサン
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協力:ユニフランス
2016年/フランス/仏語/カラー/119分/カラー/スタンダード/ドルビーデジタル
原題:Une Vie
字幕:齋藤敦子
映倫G + フランス語ゴビリング
提供・配給:ドマ、ミモザフィルムズ

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