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anemoメンバーに登録して、映画レビューを投稿しよう!メンバー登録(無料)はこちら 》伊藤(あいつ)にさえ、出会わなければ―
落ち目の脚本家・矢崎莉桜は、“伊藤”という男について悩む【A】〜【D】4人の女たちの切実な恋愛相談を、新作脚本のネタにしようと企んでいる。心の中で毒づきながら「もっと無様に」なるよう巧みに女たちを誘導、そんな莉桜の前に“伊藤”が現れる。
“伊藤”は莉桜が主宰するシナリオスクールの生徒。中身が無く、いつも口先だけの彼が、なぜか莉桜と同じ4人の女たちについての脚本を書いていたのだ。しかもそこには、莉桜のネタにはない5人目【E】の女が存在し…。“伊藤”の狙いは一体何なのか―。莉桜は徐々に追い詰められていく。
【introduction】
柚木麻子の傑作小説、遂に映画化!誰もが予想しえない恋愛ミステリー
主人公・伊藤誠二郎を演じるのは、日曜劇場「小さな巨人」や『銀魂』など、話題作でその存在感を際立たせる実力派俳優・岡田将生。本作では、自意識過剰で関わる女たちの人生を翻弄する前代未聞の【痛男】を演じ、リアルに振り回す。
“伊藤”の存在に迫っていく崖っぷちの脚本家・矢崎莉桜には、木村文乃。プライドだけは高く、腹の奥で毒を吐きまくり、他人の不幸を利用してまで返り咲こうとする【毒女】を演じ、新境地を拓く。
さらに、誰もが認める美人だが、“伊藤”に粗末に扱われ続ける役に佐々木希。“伊藤”に執拗に言い寄られるも対処できず、将来の夢も停滞中のフリーター役を志田未来が務めるほか、池田エライザ、夏帆をはじめとする日本映画界を担う豪華女優陣が集結、スクリーンに華を添える。
加えて、莉桜のかつてのパートナーで、新作のために恋愛相談を持ち掛けるドラマプロデューサー役に田中圭、若手脚本家役に中村倫也など、名実ともに兼ね備えた個性派俳優陣が脇を固める。
本作でメガホンをとるのは、『ヴァイブレータ』『さよなら歌舞伎町』など、深く人間心理をあぶり出し、男女の情愛をスクリーンに焼き付けてきた名匠・廣木隆一監督。女たちの欲望が溢れ出す、誰も観たことがない恋愛ミステリーが誕生する。
岡田将生 木村文乃 / 佐々木希 志田未来 池田エライザ 夏帆 / 田口トモロヲ・中村倫也 田中 圭
監督:廣木隆一
原作:柚木麻子「伊藤くん A to E」(幻冬舎文庫)
脚本:青塚美穂
音楽:遠藤浩二
主題歌:androp「Joker」 (image world)
配給:ショウゲート
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