クリストファー・ノーラン監督が挑む、初の実話。
究極の映像体験で放つ、緊迫のサバイバル・アクション!
追い詰められた40万人―――史上最大の救出作戦。
クリストファー・ノーラン監督(『インターステラ―』『インセプション』「ダークナイト」3部作)が放つ、壮大なスペクタクル・アクション『ダンケルク』。
出演はフィオン・ホワイトヘッド、ハリー・スタイルズ、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、マーク・ライランス、トム・ハーディー。
ダンケルクの海岸に追い詰められた何十万人もの英仏連合軍に敵の軍勢が迫りつつある状況の下、物語は陸・海・空を舞台に展開される。海峡上空ではイギリス空軍(RAF)のスピットファイアが敵機を迎え撃ち、地上の無防備な兵士たちを守るために空中戦を繰り広げる。
そして海上では軍人ばかりか民間人も小型船に乗り込み、一人でも多くの味方の命を救うため、時間との戦いの中で危険をも顧みず、決死の救出作戦を決行する。
■2017年12月20日(水)ブルーレイ&DVD 発売・レンタル開始/デジタルレンタル配信開始
■2017年12月13日(水)デジタルセル先行配信開始
公式サイト
キャスト
フィオン・ホワイトヘッド
ハリー・スタイルズ
ケネス・ブラナー
キリアン・マーフィー
マーク・ライランス
トム・ハーディー
スタッフ
監督/脚本/製作:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス
音楽:ハンス・ジマー
製作:2017年アメリカ/原題:DUNKIRK/映倫区分:G/本編時間:106分
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
レビュー
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絶望と希望と。
評価:
★★★★★ (4点)
投稿者:TAIYAMA2018-02-24
淡々と絶望と希望が入り混じって追いつめられ、息をするのを忘れる緊迫感でした。
生々しい表現が抑えられてるからか、登場人物の誰かに感情移入するより、戦場を第三者の目線で俯瞰で眺めているような奇妙な印象。でも目をそらすことは許されない強い意思も感じる傑作だと思います。
体感する映画!
評価:
★★★★★ (5点)
投稿者:ちゅうみぃ2017-12-23
後に第二次大戦の転機とも言われるようになった英仏軍33万人の大撤退作戦を、無用な脚色を排し、緊迫感ある映像と音楽で一気に描いた見事な第一級の戦争映画でした。
陸・海・空 それぞれの極限状態、臨場感がハンパないです。
技術と知恵を持って立ち向かう空軍トム・ハーディの最後まで諦めない鋼鉄の意志と潔さ、
観光船船長マーク・ライランスと息子の思慮深く温もりある勇気、
誰ひとり見捨てず任務を遂行しようとする海軍中佐ケネス・ブラナーetc.
重厚な演出で観る人ごとの心に刺さるエピソードが。。。
試写会に登壇された磯村勇斗さんは「ノーラン監督は役者より役作りがすごい!」と撮影スタイルを絶賛する熱いトークを展開。
確かにメイキング映像にびつくりです!
また有村昆さん「4K映像がすこぶる素晴らしい!」とおっしゃっていたので、DVD・ブルーレイで、エンドロールのスペシャル・サンクスで初めて気づいた空軍隊長マイケル・ケインもチェックしたいと思います。
そして、この作品を観たことで紐解きたくなった史実です。
:この作戦に要した期間は10日間(1940.5.26〜6.4)英軍19万&仏軍14万。
英軍優先的な脱出で、残された仏軍約6000人がドイツ軍の捕虜に。
またこの作戦成功の陰で、ダンケルク西隣の港湾都市カレーの英軍は独軍に徹底抗戦、救出されることはなかったそうです。
こういう作品をきっかけに知る歴史、こと戦争に関してはまだまだありそうですが、映画として多くの人に知られること、史実として残ることってとても貴重なことなのだと、この作品を体感しながら切におもいました。