レビュー
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anemoメンバーに登録して、映画レビューを投稿しよう!メンバー登録(無料)はこちら 》ボーイフレンドの子供を妊娠した16歳のマリアは高校を中退。激怒した父親に平手打ちを食らわせ、父親はそのショックで心臓麻痺を起こして死んでしまう。家を追い出されたマリアは町をさまよい、潔癖な性格のせいで仕事が続かない男マシューと出会う。
不器用ながらも誠実なマシューにマリアは惹かれ、マシューもまたマリアのために地道に働こうとするのだが、周囲の無理解やそれぞれの未熟さゆえにふたりは追い詰められてしまう。
【introduction】
本作は、90年代にニューヨークのインディーズシーンを牽したハル・ハートリー監督の長編第二作(1990年制作)。妊娠した女子高生と対人関係が苦手すぎる青年の葛藤と恋の行方を、哲学まじりのダイアログとオフビートなユーモアで綴る。
ハートリー監督は、ニューヨーク州立大学パーチェス校で映画製作を学び、1988年に『アンビリーバブル・トゥルース』で長編デビュー。
主演のロバート・ジョン・バークや撮影監督のマイケル・スピラーら大学時代の交友を中心にした“ハートリー組”と呼ぶべき常連たちと独自の道を開拓。日本では90年代初めに『シンプルメン』『トラスト・ミー』が相次いて公開されジム・ジャームッシュ以降のNYインディーズ監督として脚光を浴びる。1997年の実験的オムニバス『FLIRT/フラート』では東京ロケも行った。
自作の映画音楽も担当しており、嶺川貴子や曽我部恵一らが参加したカバーコンピレーションアルバムがリリースされたことも。
エイドリアン・シェリー、マーティン・ドノヴァン、イーディ・ファルコ、カレン・サイラスほか
監督・脚本:ハル・ハートリー
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