サム・ライミ製作×ビル・スカルスガルド主演『ボーイ・キルズ・ワールド』9月公開決定、海外版予告解禁

サム・ライミ製作、ビル・スカルスガルド主演『ボーイ・キルズ・ワールド』(原題)が9月19日より公開されることが決定。海外版予告が解禁された。

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文明が崩壊した終末世界。狂気の女帝ヒルダ・ヴァン・デル・コイが支配する腐敗王朝のもと、少年ボーイは家族を虐殺され、声と聴覚を失う。絶望の中で彼を導いたのは、幼い頃に夢中になったゲームの主人公の“内なる声”。その声に突き動かされ、謎の男シャーマンのもとで地獄の修行に身を投じた彼は、沈黙の殺戮者へと覚醒する。年に一度の“粛清の日”の前夜、ついに復讐の時が来る。暴力の渦の中で仲間と出会い、少年はやがて自らの運命と向き合うことになる。

かつて『死霊のはらわた』でホラー映画を、そして『スパイダーマン』三部作でヒーロー映画の常識を覆したサム・ライミが、今度は“アクション映画の未来”を描く。そして、主演のビル・スカルスガルドは、狂気と哀しみを背負う“沈黙の復讐者”というキャラクターを、減量とハードトレーニングによる壮絶な肉体改造と無言の演技で表現。

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ビル・スカルスガルド

共演には、インドネシア武術“シラット”の達人として知られるファムケ・ヤンセン、シャールト・コプリー、アンドリュー・小路、ブレット・ゲルマン、ジェシカ・ローテ、ミシェル・ドッカリーと実力派が集結。さらに、スカルスガルド演じるボーイの“声”を務めるのは、『アーチャー』『ボブズ・バーガーズ』でおなじみのH・ジョン・ベンジャミン。

監督は「最新鋭のビデオゲーム、韓国アクション、日本アニメ、クラシックなホラーファンタジーのエッセンスを融合し“狂気”と“楽しさ”を映画に注ぎ込んだ」と語る新鋭モーリッツ・モール。彼自身のカルチャー愛が詰まった本作は餓狼伝説やストリートファイターなどの格闘ゲームや、北斗の拳などのコミックを彷彿とさせる世界観だ。

その“狂気のアクションの中核”を担うのはダヴィド・シャタルスキ。『ブラック・ウィドウ』『キングスマン:ゴールデン・サークル』にも参加したアクション振付師で、監督と共に約5年前から構想を練り続けてきた立役者のひとりだ。「未踏の表現領域に挑み、東南アジア武術をベースにアニメやゲームの動きを融合させた」というバトルシーンは、まさに“目撃する格闘ゲーム”。音楽は、日本映画『竜とそばかすの姫』にも参加した作曲家、ルドウィグ・フォシェルが担当している。

なお、5月2日~4日に開催される「大阪コミックコンベンション 2025」にビル・スカルスガルドが来日することも決定している。

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ビル・スカルスガルド
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ジェシカ・ローテ
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ミシェル・ドッカリー
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ブレット・ゲルマン
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イザイア・ムスタファ
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アンドリュー・小路
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シャールト・コプリー
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ファンケ・ヤンセン

『ボーイ・キルズ・ワールド』
出演:ビル・スカルスガルド、ジェシカ・ローテ、ミシェル・ドッカリー、ブレット・ゲルマン、イザイア・ムスタファ、ヤヤン・ルヒアン、WITH アンドリュー・小路 WITH シャールト・コプリー VOICE OF BOY HARRATED BY H・ジョン・ベンジャミン AND ファンケ・ヤンセン
製作:サム・ライミ
監督:モーリッツ・モール
2023/アメリカ/111分(予定)/英語/5.1ch/カラー/原題:Boy kills world/日本語字幕:長 夏実
映倫:R-15+
配給:AMGエンタテインメント
(C) 2023 Boy Kills World Rights, LLC All rights reserved.

9月19日(金)新宿ピカデリー他全国公開

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