映画『ストレンジ・ダーリン』(7月11日公開)より、新たな場面写真が解禁された。

全六章からなる物語で構成され、シリアルキラーによる事件の恐怖が各地で広がる中、とある男女が出会い、モーテルで一夜を過ごすことをきっかけに展開していく本作。その最大の魅力は“非線形によって生み出された巧みなストーリーテリング”にあり、時系列を操作することで予測できない展開へ導かれる、新感覚のチャプター・ツイスト・スリラーが誕生した。
監督・脚本を務めるのは、本作『ストレンジ・ダーリン』で注目を集め、スティーヴン・キング原作「死のロングウォーク」の映画化作品の脚本も務めるJ.T・モルナー。主人公の“レディ”役には、「ジャック・リーチャー -正義のアウトロー」(22)に出演し、TVドラマ版「スクリーム」(15)では主演を務めたウィラ・フィッツジェラルド。“デーモン”役には、ホラー映画『Smile スマイル』(22)での演技が高く評価されているカイル・ガルナー。どちらも本作ではキャラクターの心理に迫った緊迫感をリアルに表現し、VARIETYでは「素晴らしい演技」と評された。
今回解禁された場面写真には、銃口を構えた“デーモン”が無表情に何か狙う姿、迫りくる恐怖から、悲痛な表情で森へ逃げる“レディ”、人気のないモーテルで寄り添う2人、絶望の淵で何かを振り払うように叫ぶ“レディ”など、張りつめた緊張と危うい魅力が交錯するシーンの数々が収められている。彼女の隠された運命とは。忍び寄る緊張と恐怖とともに、物語の行く末が垣間見える。



監督は、「被害者である女性が、病院のスクラブを着て、苦痛に満ちた表情で森の中を走っている。黒を背景にした鮮やかで飽和した赤、深いエレクトリックブルー、森の自然な緑が見えた。これらがこの映画の色になることは分かっていたけれど、どうフィットするかは分からなかった。その時はまだね」と、本作がひとつのイメージから始まったと話す。各シーンで、彼が思い描いた印象的なイメージと原色のパレットが、トラウマ的な経験のような物語の出発地点となっているので、映画のルックにも注目してほしい。
なお、本作のムビチケオンライン券が現在発売中。購入者には、特典としてアザービジュアル壁紙がついてくる。
ストーリー
シリアルキラーが町を恐怖に陥れる中、モーテルの前に止まった一台の車。中には、今夜出会ったばかりの男女の姿が。「あなたは、シリアルキラーなの?」「まさか」…。一夜の過ちが、予測できない凶悪な連続殺人へのスパイラルとなっていく。あなたは、愛のワナに落ちる―。
『ストレンジ・ダーリン』
出演:ウィラ・フィッツジェラルド、カイル・ガルナー
監督・脚本:J.T・モルナー
2023年/アメリカ/シネマスコープ/5.1ch/97分/原題: STRANGE DARLING/映倫PG12
配給:KADOKAWA
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https://movies.kadokawa.co.jp/strangedarling/
2025年7月11日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー