伊藤沙莉主演『風のマジム』本予告&本ビジュアル公開 主題歌は森山直太朗の書き下ろし 

伊藤沙莉が主演を務める映画『風のマジム』の主題歌が、森山直太朗の書き下ろし楽曲「あの世でね」に決定。主題歌が流れる本予告が公開され、併せて本ビジュアルと場面写真が解禁された。

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原作は、累計発行部数が14万部を突破している原田マハの同名小説。「南大東島の風に吹かれて育つサトウキビで特別なラム酒を作りたい」と思い立ち、社内のベンチャーコンクールを活用してビジネスを立ち上げ、契約社員から社長になった金城祐子氏の実話が基になっている。伊藤沙莉が、夢に向かって突き進む爽やかで力強い主人公・伊波まじむを、柔らかで温かみのある沖縄の方言で瑞々しく演じている。メガホンをとるのは、広告やショートフィルムなどを手掛け、本作で映画初監督を務める芳賀薫。

予告編の始まりは、契約社員として平凡な毎日を送る主人公まじむの日常。会社で頼まれるのは誰にでもできる雑用ばかり、ランチは同じ契約社員の同僚と、夜は行きつけのバーでおばあと大好きなお酒を飲む日々。そんなまじむの日常を変えたのは、シュレッダー処分を頼まれた書類の中にみつけた「社内ベンチャーコンクール」のチラシと、いつものバーで口にした特別なラム酒。ラム酒の原料がさとうきびと知ったまじむは、沖縄産のラム酒を作ることができるのではないかと思いつく―。ここからまじむの挑戦が始まり、やがて彼女の夢は周りの人たちを巻き込んで、大きな風を吹かせていく。

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予告編に流れる主題歌「あの世でね」は、本作の世界観を快活でどこか懐かしい楽曲に仕上げた森山直太朗による書き下ろし。思わず口ずさみたくなるリズムの一曲になっている。

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森山直太朗

また、温かみのある沖縄弁のナレーションを担当したのは、本作にも出演している肥後克広。映画内を流れる沖縄の純朴で和やかな空気感が伝わるナレーションになっている。

あわせて解禁された本ビジュアルは、マスタード色をベースに、ラム酒の瓶がモチーフになっている。「沖縄産のさとうきびで特別なラム酒を作りたい」という主人公まじむの夢に、徐々に巻き込まれていく人々がラム酒のラベルの中にデザインされ、「真心のしずくが、優しく沁みていく」という新たなキャッチコピーが配された。

映画『風のマジム』は、9月5日より沖縄県先行公開、9月12日より全国公開。

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ストーリー
伊波まじむ(伊藤沙莉)は那覇で豆腐店を営む祖母カマル(高畑淳子)と母サヨ子(富田靖子)と暮らしながら、通信会社・琉球アイコムの契約社員として働いている。まじむは沖縄弁で「真心」を意味する言葉で祖母がつけた名前だ。
いつも祖母と一緒に通うバーで、ラム酒の魅力に取り憑かれたまじむは、その原料がサトウキビだと知る。折しも社内ベンチャーコンクールが開催され、まじむは、南大東島産のサトウキビからラム酒を作る企画で応募するが、それはやがて家族、会社、島民をも巻き込む一大プロジェクトへと発展していく――。

『風のマジム』
出演:伊藤沙莉 / 染谷将太 / 尚玄 シシド・カフカ 橋本一郎 小野寺ずる / なかち 下地萌音 川田広樹 / 眞島秀和 肥後克広 / 滝藤賢一 / 富田靖子/ 高畑淳子
原作:「風のマジム」原田マハ(講談社文庫)
監督:芳賀薫
脚本:黒川麻衣
エグゼクティブプロデューサー:笹岡三千雄
企画プロデューサー:関友彦
プロデューサー:佐藤幹也
主題歌:森山直太朗(ユニバーサル ミュージック)「あの世でね」
製作:オーロレガルト
制作プロダクション:ポトフ
2025/日本/DCP/カラー/シネマスコープ/ 5.1ch/105分/G
製作・配給:コギトワークス 共同配給:S・D・P
(C)2025 映画「風のマジム」 (C)原田マハ/講談社
https://majimu-eiga.com/

2025年9月5日(金)沖縄県先行公開
9月12日(金)全国公開

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