死を招く猿のおもちゃがドラムを叩くと… スティーヴン・キング原作『THE MONKEY/ザ・モンキー』9月公開決定、予告編解禁

映画『THE MONKEY/ザ・モンキー』が9月19日に公開されることが決定。日本版予告とポスターが解禁された。

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本作は、“ホラーの帝王”スティーヴン・キングの短編「猿とシンバル」をもとに、「ソウ」シリーズや『M3GAN/ミーガン』など数々のヒット作を生み出してきたジェームズ・ワンがプロデュース、“ホラー映画の新たな巨匠”と言われ、日本でも高い評価を得た『ロングレッグス』のオズグッド・パーキンスが監督と脚本を務め映画化。これまで数多くのスティーヴン・キング作品が映像化されてきたが、キング本人が「狂気の沙汰だ」とコメントするほど、これまでにない独創的なホラーとなっている。

映画は、父親が遺したぜんまい仕掛けの謎の猿のおもちゃを双子の兄弟が見つけたことをきっかけに、周囲で“不慮の死”が相次いで起こりはじめる。猿がドラムを叩くと誰かが死ぬと気づいた兄弟はこれを葬ろうとするが―。

今回解禁された予告編は、猿のおもちゃがドラムを叩いた瞬間に立てかけてあった銃が暴発、主人公ハルの血まみれシーンから始まり、“死を招く最凶の猿”がドラムを叩くと次々と人が死んでいく。もはやその暴走には手が付けられず、猿の恐怖と勢いを感じさせる。死を招くぜんまい式の謎の猿のおもちゃ。ドラムを叩くと必ず誰かに不運な死が訪れる。猿は誰の命令も受けない、どこから来たのか、なぜ不幸が起こるのか…。

あわせて解禁されたポスターは、製作のジェームズ・ワンが「この猿ほど怖いものはない」と言う気まぐれな猿(のおもちゃ)がドラムスティックを掲げ、いつでもドラムを叩ける状態でこちらを見据える。そして猿の持つスティックとドラムには、血がベットリとついていることもうかがえる。

本国アメリカでは、米アカデミー賞作品賞を受賞した『ANORA アノーラ』や『パラサイト 半地下の家族』などを配給するNEONによって今年2月に公開。公開前から予告編の再生回数が72時間で1億900万回再生を超え、インディーホラーとして最高記録を更新(アメリカ/2025年1月24日時点)するなど話題となり、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』に次いで2位となるオープニング成績を記録した。

ストーリー
双子の少年ハルとビル兄弟は父が遺した持ち物から、ぜんまい式のドラムを叩く猿のおもちゃを見つける。その頃から周囲で“不慮の事故死”が相次いで起こりはじめる。最初はシッターのアニーが、ほどなくして母親が亡くなった。ハルはふたりが死ぬ前にこの猿がドラムを叩いていたことに関連があるのではないかと気味悪がっておもちゃを切り刻んで捨てるが、気づくと元通りとなって戻ってきた。母の死後、兄弟を引き取ったチップ伯父さんが“普通じゃない狩りの事故”で死んだことで、兄弟は猿を枯れ井戸へと葬った――つもりだった。それから25年の時が経ち、一度は結婚し息子をもうけたハルだが、猿が戻ると身近な誰かが死ぬと思い、家族とは距離を置きビルとも疎遠になっていた。しかしそれは起こる。今度はアイダ伯母さんが“気味の悪い事故”で亡くなったのだ。遺品整理で伯母の家を訪れたハルは、あの猿が戻ってきたことを確信する。

『THE MONKEY/ザ・モンキー』
出演:テオ・ジェームズ、タチアナ・マズラニー、クリスチャン・コンヴェリー、コリン・オブライエン、アダム・スコット、イライジャ・ウッド
監督・脚本:オズグッド・パーキンス
原作:スティーヴン・キング
製作:ジェームズ・ワン
原題:THE MONKEY/2025年/アメリカ映画/98分/R-15作品
配給:KADOKAWA
(C) 2025 C2 MOTION PICTURE GROUP, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
https://movies.kadokawa.co.jp/themonkey/

9月19日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショー

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