『ヒックとドラゴン』より、特別映像が解禁された。

本作は、ドリームワークス・アニメーションが手掛けたアニメーション映画『ヒックとドラゴン』(10)の実写映画化。バイキングの少年ヒックと、彼が出会ったドラゴンのトゥースとの友情と大冒険を描く。
この度解禁された特別映像では、アニメーションシリーズ1作目から監督を務めたディーン・デュボア監督から、“トゥース”への愛が語られるとともに、トゥースの愛らしい姿が収めらている。
デュボア監督は「トゥースに関しては力強くエレガントな存在にしたかった」と、シリーズの原作者であるクレシッダ・コーウェルが生み出したドラゴンへ抱いたイマジネーションを語るとともに、「それでいて、キュートでもある」と絶対不可欠な要素を力説。その言葉を裏付けるように、映像にはヒックの前に“おすわり”して顔をかしげてみせるトゥースの愛らしい姿も。
作中でトゥースが見せる動きについて、VFXスーパーバイザーのクリスチャン・マンツは「サンショウウオを参考にしたが、動きをみると黒ヒョウに近い」と動物学的な視点を語るとともに、「猫の動画をたくさん見たよ。自分の飼い犬も参考になった」とコメントしており、映像には、トゥースが地面の光を追いかける姿や、鞍を嫌がって逃げ回る姿、草花をかぎすぎてくしゃみする姿、撫でられることをもっと求めてのしかかる姿も収められている。

トゥースを完全実写化の世界に呼び込むにあたって、マンツのみならずデュボア監督も映画製作のあらゆる部門がドラゴンに実在感を持たせるという目標をもって取り組んだとを明かしており、その秘訣にデュボア監督は「馴染みのある動物たちの仕草や動きをドラゴンにさせること」と挙げ、「猫、犬、馬などの動物たちから着想を得て、空想上の生き物であるにもかかわらず、実在していると感じるドラゴンを作り出した」と、ドラゴンたちに息を吹き込む過程を語っている。

『ヒックとドラゴン』は、9月5日より公開。
『ヒックとドラゴン』
出演:メイソン・テムズ、ニコ・パーカー、ジェラルド・バトラー、ニック・フロスト ほか
日本語吹替:坂東龍汰、Lynn、田中正彦、高木渉、内田雄馬、村瀬歩、神谷浩史、斉藤梨絵 ほか
監督:ディーン・デュボア
製作:マーク・プラット、アダム・シーゲル
配給:東宝東和
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https://hic-dragon-movie.jp/
9月5日(金)全国公開
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